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ダニエウ・アウベス、人種差別で投げられたバナナを食べる

ダニエウ・アウベスバナナ

4月27日(日)にエル・マドリガルで行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のビジャレアル対バルセロナ戦は、バルセロナが3-2で勝利を収めた。

しかしこの試合中、後半30分の辺りで、ビジャレアルのサポーターがバナナを投げ込むという人種差別行為が行われた。同日付け「オ・グローボ」が伝えた。

黒人などに対する人種差別で「猿」という野次が飛ばされることがあるが、バナナをピッチに投げ入れることは「猿」の野次と同等の人種差別行為と考えられる。

ところがその際、DFダニエウ・アウベスがバナナに向かって歩き出し、実を拾うと皮をむいて食べてしまった。

試合後ダニエウは「マルカ」紙へのインタヴューに「11年スペインでプレイしているが、何も変わっていない。こういう行為に対しては、笑っていやるしかない」答えたという。

これを受けてネイマールはインスタグラムでダニエウを応援。短い映像や、息子と一緒にバナナを食べている写真を投稿した。数分で10万人以上が「いいね」を押したという。

「オ・グローボ」によると、バルセロナの試合でピッチにバナナ投げ込まれたのはこれが最初ではないという。3月30日にコルネヤ・エル・プラット競技場で行われたバルセロナ対エスパニョール戦(結果は1-0でバルセロナが勝ち)でも芝生にバナナの皮が投げ込まれていたのだという。

この時、人種差別のターゲットにされたのはダニエウ・アウベスとネイマールだったと言われている。二人はボールをキャッチするたびに、猿の鳴き声を浴びせられていたという。この件に関してダニエウとネイマールは発言は控えていたという。

ヨーロッパのサッカーでは近年、ブラジル人を含む黒人系選手への攻撃が再び起こっている。バルセロナとレアル・マドリーの試合でもダニエウは「猿」と呼ばれていたという。

(文/麻生雅人、写真/VI-Images via Getty Images)
写真はダニエウ・アウベス

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