2014年 03月 12日 23:32
最近、サッカーの試合で人種差別を示す行為が相次いでいるブラジル。
これを受けてCBFは、人種差別への反対を表明するエンブレムを発表したと3月10日日(月)付けエスタダォンが報じた。
エンブレムはユニフォームに取り付けられる形で、「私たちは皆同じだ」と記されている。エンブレムは3月12日から始まる予定のコパ・ド・ブラジルの期間中、審判のユニフォームに着けられる予定。
先週、ふたつの人種差別事件があった。ひとつは、3月5日(水)にリオグランヂドスウ州で行われたエスポルチーヴォ対ヴェラノーポリス戦で審判のマルシオ・シャガス・ダ・シウヴァ氏が野次を飛ばされた。6日(木)にはサンパウロ州で行われたサントス対モジ・ミリン戦で、sサントスのアロウカ選手が、同じく差別的な野次を飛ばされた。
(文/麻生雅人、写真/Divulgação/CBF)
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