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サンパウロのイビラプエラ公園が外国人観光客に大人気

イビラプエラ公園

W杯でサンパウロ市でもあちらこちらで外国人を見かけるが、昼は市民の憩いの広場「イビラプエラ公園」、夜はお洒落なバーがひしめくヴィラ・マダレーナ区が、外国人の〃溜まり場〃となっている。

最近のランキングで「世界で最も良い公園」の第8位に輝いたイビラプエラ公園は、140万平米の緑地を誇る。ちなみに、ニューヨークのセントラルパークはその3分の1だ。

40人の友人グループとともに同公園を訪れていたベルギー人男性は、「僕が知っている中で一番きれいな公園だよ。スケーターと観光客が共存できる民主的なスペースもあるし、犬のためのエリアもある。全体的にサンパウロがとても気に入った」と喜ぶ。

ベルギー国内のフランス語向けのラジオ・テレビ局「RTBF」のプロデューサーの男性は、イタケロン(イタケラォン)での試合の観戦チケットが当たった8人の子供を引率していた。

「ベルギーとは全然違うこの国に、子供たちは魅了されている。アフロ・ブラジル美術館(Museu Afro-Brasileiro)は、今まで訪れた美術館の中でもとてもいいよ」と話す。

アフロ・ブラジル美術館は、他のヨーロッパ人の間でも好評のようだ。「MASP(サンパウロ美術館)はヨーロッパの作品がメインなので、皆行きたがらない。W杯で来ている観光客、特にヨーロッパ人が、既に行き先を決めているのが驚き。アフロ・ブラジル美術館に至っては毎日のように出入りしているよ」と言うのは、60人のベルギー人グループを案内した観光ガイドのブルーノ・フェラリさんだ。

イビラプエラ公園には、単に芝生に横になったり、読書をしたり、二日酔いを癒したり(?)する人もたくさんいる。外国人同士が知り合いになり、一緒に観光をするパターンもあるようだ。宿泊先のセントロのホステルで仲良くなった26歳のコロンビア人男性、34歳のオーストラリア人女性はアルゼンチン対ナイジェリアの試合観戦をやめて公園へ来て、23歳のオランダ人男性とも意気投合した。

「サッカーを1日中観るのは飽きた。このまままっすぐヴィラ・マダレーナに行くよ」とにやり。

試合本番前に、遊びでゲームをする外国人も。30歳のメキシコ人男性は、「宿にオランダ人がいたから、何人か友達を呼んできて、本番前に僕たちの試合をやろうってことになったんだ」。「試合前にやっつけてやるよ」と明るく笑うも、しかし15分後には、オランダチームに2対0で完敗…。

サンパウロ市役所によれば、W杯開幕以降、148の外国人グループ(ガイドが引率)が公園を訪れたという。通常の週末は平均20万人が訪れるというから、今はより一層人気の場所となっているようだ(6月26日付エスタード紙より)。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Fábio Arantes/Secom)
写真は6月25日のイビラプエラ公園。公園名の語源はトゥピ=グアラニー語「Ypy-ra-ouêra」だという

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