2014年 08月 27日 23:28
女性に睡眠薬など薬物入りのドリンクを飲ませて意識がもうろうとしている間に性的暴行などを加えるという犯罪は日本でも起きているが、ブラジルでも気になるニュースのようだ。
飲み会やパーティなどで飲み物の中に薬物が混ぜられているかどうかを即座に、さりげなく判定できる秘密兵器を、アメリカ合衆国ノースカロライナ大学の学生5人が発明したと、「オ・グローボ」、「ジョルナウ・ヂ・オージ」、「ポリチカ・バイーア」、「ベロオリゾンチAZ」など、ブラジルの各種メディアで話題になっている。
その秘密兵器とは、「アンダーカヴァー・カラーズ」と呼ばれるマニキュア。判定方法は、開発されたこの特殊なマニキュアを塗った指先を飲みものの中に漬けるだけ。
ブラジルでは、ロヒプノール(フルニトラゼパムを使った睡眠導入剤)や、GHB(日本では麻薬指定されている4-ヒドロキシ酪酸)、ザナックス(精神安定剤)など、昏睡強盗などに使われる、パーティ・ドラッグ、レイプ・ドラッグと呼ばれる薬物は「ボア・ノイチ・シンデレラ(おやすみシンデレラ)」と呼ばれている。
もし飲みものに、これらの薬物が混入されていた場合、マニキュアの色が変わるのだという。女性がさりげなく、犯罪から自分で自分の身を守ることができるアイテムというわけだ。
ただし、このマニキュアはまだ実験段階で、いつマーケットに登場するのかは未定とのこと。
こうした薬物は昏睡強盗に使われるケースもある。「アンダーカヴァー・カラーズ」が実用化されたら女性以外にも需要は生まれそうだ。
(文/麻生雅人、写真/Lelê Breveglieri)
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