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巨大ピンクイルカがブラジリアに出現。アマゾンカワイルカの危機を訴える

ピンク巨大イルカ

ブラジルの首都ブラジリアに、全長約12メートルの巨大ピンクイルカの風船が出現した。現地メディア(「EBC」9月2日づけ、電子版)が伝えた。

イルカの巨大風船を設置してキャンペーンを行っているのは マナティーの友協会(AMPA)。14年前に設立されたこの団体は、アマゾン流域における水生哺乳類の保護を目的とした活動を行っている。

9月2日(火)、AMPAは国立アマゾニア調査研究所(INPA)と共同で、水生哺乳類、特にアマゾンカワイルカの保護を訴える5万5000人の署名をブラジリアに届けた。

AMPAが風船の設置で訴えているのは、アマゾン川に生息する、ピンク色をしたアマゾンカワイルカ(ブラジルではBoto Vermelho ボト・ヴェルメーリョ、Boto Cor-de-Rosa ボト・コル・ヂ・ホーザなどとも呼ばれている)の保護だ。

「エポカ」、「G1」の記事によると、アマゾンカワイルカの肉は、地元のナマズ漁の際にナマズの群れを引き寄せるやめの餌につかわれてきたことから、ナマズ漁の漁師たちによって乱獲されてきたという。

AMPAなどの訴えもありアマゾンカワイルカを守るため、今年の7月に官報は、同地域での5年間のナマズ漁を禁止する条例を発表した。この条例は2015年1月から発効されるというものだった。条例は水産省と環境省が共同で発表したという。

対して「(条例は)確かに画期的な判断です。しかし、私たちは来年まで多くのイルカが犠牲になることを見過ごすことはできません」とAMPAはコメントしている。

AMPAによると、年間67~144匹のアマゾンカワイルカが捕獲されているという。

このピンクイルカの巨大風船は、7月29日にもアマゾナス州マナウス市のポンタネグラ・ビーチに出現、話題になった。AMPAはサンパウロやリオでも風船を使ったキャンペーンを行い、最終地点としてブラジリアを指定していたとのこと。

(文/麻生雅人、写真/Antonio Cruz/Agência Brasil)

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