ブラジルの美巨尻ガールコンテスト「ミスブンブン2014」、トカンチンス州代表が失格に

2014年 09月 29日

ミスブンブン2014 トカンチンス代表 ミシェリドシオ

大統領選を含む統一選挙に向けて、ブラジルのメディアは連日、各候補の動向を報じている。

一方、こちらの選挙も一部のファンを盛り上げている。毎年開催されるブラジルの美巨尻ガールコンテスト「ミス・ブンブン」。

同コンテストではブラジル全州及び連邦直轄区から1名づつ候補者が選出され、インターネットでの1次投票を経てファイナリストが選ばれ、最終投票が行われる。その1次投票が8月からはじまっている。

投票が進む中、各候補のゴシップや秘話がブラジルのメディアで報じられているが、今月、トカンチンス州代表のミシェリ・ドシオさん(30、出身はバイーア州)が失格扱いとなり、新たに同州候補としてリヴィア・サントスさんが出馬していることがわかった。現地メディア(「ego.」)が報じている。

大会事務局によるとミシェリさんが失格となったのは、候補者の契約事項7条に違反したためだという。同条項とは「参加者は、コンテストのファイナルまで期間中、与えられた課題には対応する」というもの。

「彼女は、ルールで定められているミス・ブンブンのイベントへの参加を正当な理由もなく断ったためです。彼女は課題が行われる日には、正当な理由もなくいつも別のスケジュールを入れていました」(ミスブンブン事務局広報担当フェリッピ・アウメイダさん)

一方、ミシェリさんはイベントなど課題への欠席には正当な理由があったと主張している。

「私は現在『オーケー、ペソアウ』という番組の中のリアリティショー『美女の挑戦』の収録に、カロウ・ナリジーニョと共に参加しているんです。これは『ミスブンブン』に参加する前に契約していたもので、録画の日程と課題の日程が何日か、ぶつかってしまったのです」(ミシェリさん)

ミシェリさんは失格処分は公平ではないと主張する。

「自分の仕事のことは事前に申請していたので、事務局は知っていたはずです。私もいくつかの課題を欠席しましたが、欠席していたのは私だけじゃありません。しかも代わりの候補が決定した後で、自分が失格したと知らされ、驚きました。私は怒っています。前もって知らされることはできたはず。私が出演している番組だって、ミスブンブンのためにもなると思います」(ミシェリさん)

ミシェリさんはまだあきらめておらず、候補への復帰を考えている模様。

「復帰できるよう挑戦します。何ができるか契約書を見直します。私が望んでいた夢を実現させるため解決策を模索します。私はまだ納得していません」(ミシェリさん)

しかしミスブンブン事務局はすでに大会サイトでミシェリさんの失格を公表、リヴィア・サントスさんをトカンチンス州候補として紹介している。

(文/麻生雅人、写真/Divulgação/MBB4)
「ミスブンブン2014」で失格となったミシェリ・ドシオさん