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ブラジリアで“ピンクの10月”はじまる

ピンクの10月 ブラジリア大統領府

10月1日(水)から月末にかけて、世界中の各都市でピンク色が目立つようになる。特に、有名なモニュメントや建造物が、乳がんの撲滅を目指す戦いを象徴するピンク色にライトアップされるのはお馴染みとなっている。ブラジリアでは“10月のピンク”キャンペーンの公式なセレモニーが行われた。

「鮮やかなピンク色にライトアップされた街を見て、それが何のためのものか知らなかった人も、一体何なのか、知りたくなるでしょう」と大統領府女性のための政策局のエレオノーラ・ミニクッチ大臣は語った。

「私たちはこれまで行動して来た以上に、さらに行動しなければならない。統一保健医療システム(SUS)によるサービスもクオリティを上げてなかればなりません」

乳がんはほぼ全ての女性に発症のリスクがあり、国立がん研究所(INCA)によると、ブラジルでは2014年に5万7120件、新たに乳がんの症例が報告され、女性10万人について56.09件が認められるという。レアケースでは男性に表われることもあるとのこと。

ただし早期に診断した場合、治癒の可能性は95%に達する。

「セルフケアを怠らず自身の身体や乳房についてよく知り、年に一度は婦人科で乳房の検診を受け、健康的な習慣で生活をする…こうした行いは(乳がんのリスクを)なくすことはできなくても減らすことはできます」とNGO団体「再出発」のジョアンナ・ジェケル代表は語った。

ジョアンナさん自身も30歳の時に乳がんと診断された。入浴時に自身で乳房の様子をチェックしていたときに違和感を感じたという。

「突然あなたの乳房を失ったり、髪を失ったりして、場合によっては人生を失ってしまうこともあるでしょう。女性にとっては大変なことです。でも私たちは、それらは通過点であるという視点をもっているべきです。悲しみ、動揺もするでしょうけれど祈り、あきらめないでほしい」(ジョアンナ・ジェケル氏)

同団体は“ピンクの10月”月間に、乳房切除をした女性たちによる「再出発」という展示を行う。写真の女性たちは、病気を克服し、再生乳房を持ち、髪もあり、笑顔を見せている。街の観光スポットや病院などを巡回する予定。写真にはそれぞれの登場人物による病気との闘いのコメントが添えられている。

“ピンクの10月”キャンペーンはブラジリアでは2008年より行われている。運動には連邦政府と各管轄部署が協力している。国民議会場、大統領府、最高裁判所、国立図書館などがライトアップされ、10月の間には講演なども予定されている。プログラムはhttp://www.spm.gov.br/noticias/documentos-1/outubro-rosa-2014を参照。

(記事提供/Agência Brasil、訳文/麻生雅人(一部省略)、写真/Roberto Stuckert Filho/PR)
写真は10月2日、ブラジリア。ライトアップされた大統領府

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