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レゴ、シェルとのキャンペーン契約を更新しないと公表。グリーンピースによるyoutubeを使ったキャンペーンが影響か

玩具会社のレゴが、石油企業シェルと締結していた契約を更新しないことをメディアを通じて公表したと、ブラジルのメディア(「G1」10月9日づけ)が伝えている。

現在、シェルは北極での石油発掘を進めているが、環境問題を題材に掲げて様々な活動を行う団体グリンピースが、シェルに対して抗議を行っていた。

同時に、シェルと販促キャンペーンで契約を結んでいるレゴ社に対して、シェルとの契約の破棄を訴えていた。グリーンペース・ブラジルも同国でホームページなどを通じてキャンペーン情報を発信していた。

レゴの代表は、今後、エネルギー関連の企業とはキャンペーンで関わらないと発表したという。

グリーンピースはレゴに対してのメッセージとしてYoutub上に、レゴのキャラクターが主演した映画「レゴ・ムービー」のパロディ・ヴィデオを公開していた。映像は、北極と思しき場所にレゴのキャラクターたちが登場するが、石油が漏れてキャラクターたちが石油にまみれてしまうというもの。グリンピース側によると、北極での石油採掘は北極の環境に影響を及ぼす可能性を示しているという。youtubeの動画は590万件の視聴があったという。

そしてグリンピースはオンライン上で、レゴに対してシェルとの提携の破棄を訴える活動をしていたという。

レゴの ヨルゲン・ビー・クヌッドストープ最高経営責任者は10月8日(水)、「レゴ社は次世代の子どもたちのために、この地球上に未来がある結果を残していきたい」とコメント。シェル社との契約が終了したら、再契約は行わないと語ったという。

「我が社とシェルは2011年に長期の契約を締結しました。レゴのグッズが多くの子どもたちの手に渡るためのキャンペーンのために結ばれたものです。現在結ばれている契約に関しては期間内は契約を全うします」(ヨルゲン氏)

またヨルゲン氏は、グリーンピースがシェル社に対する抗議活動の中で、レゴを巻き込んだことに不快感を示したという。

「私たちは、グリンピースはあくまで直接、シェルと対話すべきであって、NGO団体と企業間の紛争にひとつのブランドを利用することはあってはならないことです」と述べたという。

アメリカ合衆国の「ウォールストリートジャーナル」によると、シェルはこの一件に関して、レゴ社とのキャンペーンは成功したと語ったが、同社との契約に関しては語らなかったという。

(文/麻生雅人)

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