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ペトロブラス贈収賄事件、労働者党(PT)や民主運動党(PMDB)へも贈賄の新証言出る

ペトロブラス贈収賄捜査

(11月)14日に行われた連邦警察によるペトロブラス(PB)贈収賄工作に関するラヴァ・ジャット作戦第7弾では大企業の幹部を中心に大量の逮捕者が出たが、それ以前の作戦で逮捕された容疑者の一部が労働者党(PT)や民主運動党(PMDB)に贈賄行為を行なったと供述している。16日付フォーリャ紙などが語っている。

14日に実行されたラヴァ・ジャット作戦第7弾ではカマルゴ・コレアなど九つの大手企業の家宅捜索も行われ、これらの企業の社長クラスや役員クラスを含む計25人に逮捕状が出た。

捜索の結果、14日に19人、16日の時点では23人が逮捕された。逮捕者の中には、それらの企業と取引を行なっていたとされるPB元サービス部部長のレナト・ドゥケ氏も含まれている。

今回逮捕令状が出た25人は、それ以前に同作戦で逮捕された容疑者たちが、罪の軽減と引き換えに連警への捜査協力として語られた供述に基づいて浮かび上がった人物だった。

報奨付きの供述を行なった容疑者は、PB元供給部部長のパウロ・コスタ氏と闇ブローカーのアルベルト(アウベルト)・ユセフ氏、トーヨー・セタル社上層部のジュリオ・カマルゴ氏とアウグスト・リベイロ(ヒベイロ)氏の4人だ。

16日付「エスタード」紙によると、カマルゴ容疑者とリベイロ容疑者はその供述の中で、逮捕者の出た企業は、PBとの水増し契約を成立させるため、約2億レアルを仲介役のドゥケ氏らに払っており、その金がPTやPMDBに回ったことを明らかにしたという。

その証言によると、この2党への賄賂は契約金の最大3%までを払っており、支払総額は約2億レアルほどになる。

そのうちの約1億4千万レアルは、PMDBのロビイストだったフェルナンド・バイアーノ氏に支払われたという。それはトーヨー・セタル社が掘削装置の契約を行なう際に支払ったものだという。その契約交渉は国際部で行われており、その当時の国際部長だったネストル・セルヴェロー氏も疑惑の人物のひとりと目されている。

また、残る9500万レアルは、ドゥケ氏と、同氏の部下で役員のひとりだったペドロ・バルスコ氏に、少なくとも五つの大きな契約の締結をまとめた手数料として支払われたという。

ドゥケ氏は2004年にメンサロン事件の主犯格でもあった当時の官房長官のジョゼ・ジルセウ氏(PT)によってサービス部長に推薦されており、これまでの調査などから、PT経理担当のジョアン・ヴァッカリ氏とこの計画に大きく関わっているとされている。

これらの賄賂の支払いは、ペトロブラスと契約を結んでいる仲介業者を通じて行なったといい、その中にはカマルゴ氏自身の企業もあったという。

ドゥケ氏への支払いの大半は、スイスの銀行に作った架空名義による口座など、同氏が指定した国外の口座に対して行われていたという。

なおトーヨー・セタルは14日の作戦以前に摘発され、逮捕者が出た企業の一つだ。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Polícia Federal em São Paulo)
写真は11月14日、サンパウロ。ラヴァ・ジャット作戦第7弾で捜査を行う連邦警察

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