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2014年、インフレがブラジル国民生活にもたらした影響

カフェテリア・コロンボ

TVグローボが1月23日にニュース番組「ボン・ヂーア・ブラジル」で伝えたところによると、2014年のインフレ率は、分野によっては9%に達したものもあったという。

ジェトゥリオ・ヴァルガス財団の調査によると、インフレ率が最も高かったのはサービス業だった。マンションの管理費、子供の学費、映画のチケット、喫茶店など、今年に入ってからも値段が上がり続けている。

これらのインフレを受けて、今までの生活習慣を見直す人も増えているようだ。

「今までは頻繁に映画を見に行ったり外食をしていたけど、同じ生活パターンは続けられなくなるでしょうね」と街行く人は言う。

同財団の調査によれば、サービス業平均で過去1年で8.88%の価格上昇が見られた。中でも旅行関連、特にホテル宿泊費は11.5%上昇している。また、美容関連のサービス料金は+10.8%となっている。

美容院に通う女性は言う。「今まで1週間に1回手入れをしてもらっていたのを2週間に1回にしたり、とにかく何かできることから支出を抑えるように心がけていかないとね」

家事代行サービスの報酬は昨年1年間で13%、今年に入ってからすでに1.32%上昇している。その他の分野では教育サービスで10.5%、コンサート等興行の入場券は23%の上昇が見られた。

国民の間でインフレが重大な懸念事項になりつつあることを示すデータがある。全国工業生産者連盟(CNI)が発表したところによると、2年前の懸念事項に関する調査ではインフレは17番目だったのに対し、2014年では5番目にランクを上げている。

政府が対応すべき緊急課題は何か、という質問に対してインフレ対策は2012年では10番目だったが、2014年では治安対策を抜いて2番目となっている。ちなみに1番目は医療サービス品質の向上だった。

年明けから公共交通機関の料金値上げなどを巡ってデモが行われているが、2期目に入ったジウマ政権の手腕が問われる年になりそうだ。

(文/余田庸子、写真/Marina Herriges/Riotur)
2014年は喫茶店などサービス業の値上がりが目立った。写真は2014年9月17日に120周年を迎えたリオの老舗「カフェテリア・コロンボ」

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