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兵庫県産海苔をブラジルに。輸出や現地生産を目指して

兵庫県海苔セールス団

ブラジルに兵庫県産の海苔を流通させるべく、兵庫県漁業協同組合連合会から(2月)1日に訪問団が来伯、商品の輸出や現地生産の可能性を探っている。

2日に兵庫県人会の尾西貞夫会長と共に、サンパウロ市ニッケイパラセ・ホテルで記者会見を開いた。

「営業での感触は、昨年より格段に良かった」と語るのは、突々淳参事(とつとつ・きよし、56、兵庫)。5年前に農水省の委託を受け、当地の海苔の消費状況を調査するべく当地を訪れた際は「中国産の価格に対抗できない」と断念したが、近年中国産が価格上昇していることから、再挑戦に乗り出したという。

「船便で輸送すると風味もおちる。うちは原料と技術を提供するので、焼き海苔工場に投資してくれるパートナーを募り、焼きたて海苔を提供したい」と意気込む。引き続き、日本産焼き海苔の輸出の可能性も探るという。

同参事によれば、当地に流通している海苔はほぼ100%中国産。日本語のパッケージのせいで一見日本産と見えても、原産国は中国のケースが多いとか。「原産国名も日本とはっきり明記できれば価値になる。今回は大和商事とパッケージの話にまでなった」と関心の高まりを喜んでいる。

来週はパラナ州で、加工工程や資産のことも含め説明会を開く予定。中小企業診断士の中野正也さん(59、千葉、グローバル事業開発研究所代表取締役)は、「日本から原料を輸入して加工すれば、価格はだいぶ押さえられる」と話す。

また、日本産海苔をアピールする上で「おにぎらず」という海苔の食べ方も提案する。四角い器にごはん、具、ごはんとサンドイッチのように順に重ねて形を整え、それを海苔に乗せて風呂敷のように包む”握らないおにぎり”。

「手が汚れず、手軽で見栄えがよいとブームになっている」という。滞在中、のり海藻事業本部の藤澤憲二次長(52、兵庫)が各地で実演を行う。

日伯協会(神戸市)の副理事長も務める多田義治顧問(76、兵庫)は、「今年は兵庫県とパラナの友好提携40周年の年でもある。お互いに人的交流だけでなく、特産品の交流にも力を入れたいと考えている」と話した。

なお、兵庫産海苔は青葉祭りでも販売する。同連合会の事業に関心のある人は、兵庫県人会(11・3207・0025)まで連絡を。

(写真・記事提供/ニッケイ新聞)
写真は左から尾西、中野、突々、藤澤、多田各氏

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