スーパーモデルのジゼル・ブンチェン、ファッションモデルを引退

2015年 03月 16日

ジゼル・ブンチェン

リオグランジドスウ州トレス・デ(ジ)・マイオ市生まれのブラジル人スーパーモデル、ジゼル・ブンチェン(34)が、4月13日から17日に行われるサンパウロ・ファッションウィーク(SPFW)を最後にモデルから引退する事を発表したと、13日付伯字各紙・サイトが報じている。

ジゼルは常に、舞台上での独自のウォーキングとポージングでその個性をいかんなく発揮してきた。彼女の一歩一歩がモードの歴史と言っても過言ではない。

しかし、そんなジゼルのウォーキングも見納めの日が決まった。ジゼルはモデルとしてのキャリアを、4月13日から17日にかけて行われるSPFWでのコルチのショーで締めくくる事にしたのだ。

34歳。20年のキャリアを誇るジゼルは、モデルとしての最後の舞台は母国でと願っており、10年間の提携関係のあるコルチの作品を披露する4月のSPFW「2016夏モデル・コレクション」でのショーを最後の舞台に選んだ。

ジゼルの専属広報は、SPFWでの同ブランドのショーがジゼルの最後の”ウォーキング”になるが、ファッション関係の仕事とCM等への出演は続けると発表した(13日付フォーリャ紙サイトなどより)。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Agência Fotosite/Divulgação)
写真は2014年11月4日、サンパウロファッションウィーク2015秋冬コレクション「コルチ」のショーに出演したジゼル・ブンチェン