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ジウマ大統領、主要閣僚呼び出し予算削減案を検討

リオニテロイ橋契約

ブラジル政府は基礎的収支(プライマリーバランス)の黒字目標達成のため、2015年度予算の削減と増税を組み合わせることを検討していると18日付け「エスタード」紙が報じた。

財務省がまとめた案は財政調整案の変更によって生じた分を補強し、ブラジル国債の格付け引き下げを避ける事を目的としている。

ジウマ大統領は予算削減案を今週末までに公表する予定で、そのための会合を17日(日)に持った。削減額は議会との折衝後に決められる。

ジウマ大統領に呼ばれたのは、現政権の経済政策作成で中心的役割を果たしているジョアキン・レヴィ財相、ネウソン・バルボーザ企画・予算管理相、アロイージオ・メルカダンチ官房長官だが、各氏の見解は隔たりが大きく、大統領との会合は4時間に及んだ。

会合の中でレヴィ財相は、先週の下院が可決した財政調整案(暫定令664号)の修正案によって生じる政府の負担増の分を埋め合わせるため、780億レアルの削減という、一番厳しい案を提出した。

メルカダンチ官房長官案の削減案は600億レアル以下で、ネウソン・バルボーザ企画・予算管理相の立場もそれに近いものだった。

財務省は、予算削減額が少なければ、増税の必要性がより増すとの見通しを持っている。現在はレヴィ案が優位に立っているが、厳しい予算削減案採用は、より緩やかな削減方針をとる労働者党(PT)との間に軋轢を生む可能性が高い。

ジウマ大統領の側近筋は、レヴィ財相の削減プランは、財政調整のための暫定令664、665号に続く、「第3の財務調整法案」の見直し(社会保障関係費の納付率変更)の審議後に生じうる、新たな国庫負担増も想定に入れた案と見ている。

政府の削減案は、今週下院で予定されている「第3の財務調整法案」の審議後に発表される予定だ。

財務調整と予算削減は相互補完の関係にあるため、連邦政府は下院での財務調整案の投票をギリギリまで待つ意向だ。下院での審議を待つ「第3の財務調整法案」は様々な分野に影響を及ぼし、修正案が出る可能性が高いため、連邦政府は同法案審議の日を財政削減案の成否が決まる”決定的な日”と見ている。

政府の目的は「国内総生産(GDP)額の1.2%という基礎的収支の黒字目標達成」で、財務省は連邦政府予算の大幅削減以外にも増税が必要となると見ている。

削減対象には公共投資も含まれ、経済成長加速化計画(PAC)や”ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィーダ”などの経費も削られる予定だ。

政府の努力目標は、現行予定の2910億レアルの支出を、2013年並みの2250億レアルに抑えることである。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Antonio Cruz/Agência Brasil)
写真は5月18日、ブラジリア。左からジョアキン・レヴィ財務相、ジウマ大統領、ネウソン・バルボーザ企画・予算管理相。リオ-ニテロイ橋と101号線コンセッション契約の発表に参加した

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