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ブラジル人女性、痩身手術で82キロ減量に成功

パトリシア・ジェベール

グローボ系ニュースサイト「G1」(12月18日づけ)が伝えたところによると、太りすぎで飛行機の座席に座れず、旅行をしたことがなかったという女性が、痩身手術で82キロの減量に成功したという。

手術による減量に成功したのは、ブラジル北部アクリ州在住のパトリシア・ジェベールさん(41歳)。2年前に痩せようと決意した時、彼女の身長は164センチ、体重は164キロだったという。

飛行機にも乗れず、バスの車内にある回転式カウンターを通ることもできなかった彼女は、手術後、82キロにまで痩せた。洋服のサイズは太っていた時期の64から42に変わった。

「太っていた頃は飛行機の座席に体が収まらないため、旅行することができませんでした。それは悲しいと同時にとても厄介なことでした」(パトリシアさん)

痩せる前は自己評価が低かったというパトリシアさん。日々の生活における簡単なことすらままならない状態だった。当時の日常生活で最もつらかったのは仕事に行く途中にある4カ所の階段を上ることだったという。

「太っている人が生きる世界というのはとても寂しく、厄介ごとが多いのです。椅子に座ることも、車に乗り込むこともできません。自分の体が収まらないため車を買うことを諦めなくてはならないこともありました。ジーンズが欲しくても、60から64のサイズがある時しか買えないし、履物は常にサンダルで、それ以外のものは履けませんでした」(パトリシアさん)

パトリシアさんは手術を受けるまで10年もの間、痩せることについて考え続けていた。アクリ総合病院の肥満研究グループ創設者の一人でもあるという。彼女はこの病院で手術を受けたが、同研究グループの一員でありながら、手術を受けることに不安もあった。

「手術を受けようと決めたとき、病院から手術の2か月前に入院する必要があると言われました。15%、約24キロ減量しないと心臓に負担がかかりすぎて手術は危険だとのことでした。142キロになった時点で手術を受け、体重が昔の半分になりました。今は昔履いていたズボンの片足分に自分の体がすっぽり入ります」(パトリシアさん)

手術を受けようと決心するまで時間がかかったが、パトリシアさんには手術はひどく性急なやり方に見えたという。

「減量にはあまり興味がなかったんです。手術はものすごく性急に思えたし、痩せている自分、ということにあまりにもリアリティを感じませんでした。3回検査を受けましたが、(当初は)手術を断っていました。やっと手術を受ける決心がついたのは、手術をした友人たちの、その後の人生の変化を目の当たりにしたからです」(パトリシアさん)

手術のメリットについては、減量すること以外に、生活の質と健康状態の向上を上げている。

「手術を受けた直後は、まるで生まれたばかりの赤ん坊のようでした。最初は液体のものだけを飲み、次はペースト状のもの、そしてやっと固形のものが食べられるようになりました。慣れるまで結構つらかったです。固形のものを食べ始めた時、体が受け付けず、よく吐きました。徐々に慣れていって、吐くようなことはなくなっていきました」(パトリシアさん)

彼女は手術をしたことを今ではまったく後悔していないという。

「今私は普通に生活しています。少量であれば何を食べてもかまいません。ただ、手術の後に食べていないのはチョコレートです。痩せたいならきちんと手順を守ることが重要です」(パトリシアさん)

痩せた後にやりたいことの一つが旅行だという。

「ビーチに行きたいけど、その前に太っていた時にたるんだ皮膚を切除する整形手術をしなければね」(パトリシアさん)

なお記事には手術の手法や詳細は記載されていないが、世界有数の肥満人口を抱えた、整形手術超先進国ブラジルの痩身手術には引き続き注目していきたい。

(文/余田庸子、写真/Arquivo Pessoal/Patrícia Geber via G1)

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