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ブラジル、サンパウロの大統領弾劾デモ、参加団体の主張

ジウマ弾劾デモ

3月13日(日)の午後、かなり大勢の人々とサウンドシステム車両、少なくとも6つの異なる団体が、ジウマ・フセフィ(ルセフ)大統領の退陣を叫んでパウリスタ大通りを占拠した。

デモの参加者は午前10時ごろからパウリスタ大通りに集まりはじめていた。代表的な団体のひとつ「路上へ出よう(ヴェン・プラ・フア)」は15時ごろから活動をはじめ、国歌を奏で、風船を掲げた。

「路上へ出よう(ヴェン・プラ・フア)」のホジェーリオ・シェケール代表は、先週、サンパウロ州の公共省の調査にもとづき連邦警察に強制連行されたルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ元大統領をめぐって起きた事柄について問うた。

「その結果、今日ここパウリスタ大通りに怒りを抱いた人たちが集まっているのです。現政府がもはや正当な力を持っていないことを、この群衆が示しています」(ホジェーリオ・シェケール代表)

シェケール氏によると「路上へ出よう(ヴェン・プラ・フア)」は手始めに訴えているジウマ大統領の弾劾を含む、ロングスパンで考えられた政治的なプランを有しているという。

「弾劾に続き、野党の政党と運動とが連携してブラジルが再び成長するための、平和的な変革を目指すのです。闘いがはじまるのではなく、団結がはじまるのです」(ホジェーリオ・シェケール代表)

「自由ブラジル運動(モヴィメント・ブラジル・リヴリ)」の国内コーディネーター、フェルナンド・ホリデイ氏はサンパウロの公共省と連邦警察の行動を賞賛した。

「我が国の機関が正しく機能していることの証明です。死角はないのです。わが国の歴史の中で最も人気のある大統領のひとりだったのに、今は大いなる失望であるルーラ元大統領だって然りです」(フェルナンド・ホリデイ氏)

しかしフェルナンド・ホリデイ氏によると、重要なことを訴えたいという。

「即、訴えたいのはジウマ大統領の弾劾です。そしてもう一つ言いたいのは、人民は力をもっているということ。政治家たちは社会や路上の声に耳を傾けるべきです」(フェルナンド・ホリデイ氏)

ジウマ弾劾デモ

「私たちは労働者党(PT)の政府とジウマ大統領に、現政府のやり方を望んでいないことを見せるために、ここにやってきました。我々は、あまりに多くの腐敗、無能力、公共の財産やルールの無駄使いや乱用に我慢ができません。私たちは現政府を追い出したい。ジウマはもうたくさんです」(モヴィメント・エンジレイタ・ブラジル(ブラジル更生運動)、ヒカルド・サリス代表)

ヒカルド氏は、どんな政党であれ現政権よりマシだという。副大統領の可能性について「テメル(ブラジル民主運動党・PMDB)は政治力のある大統領になるでしょう。議会の対処術にも長けています。政府との長い付き合いもあります」(ヒカルド・サリス代表)

「パトリオッツ・ド・ブラジル(ブラジルの愛国者たち)」運動のメンバー、カルロス・サージ氏は、人々が政府を退場を求め、軍が力を持つような”市民活動”を支持すると語った。

「私たちは、現政府はもう何も与えることはできず、代わりとなる手段も持っていません。私たちを救い出すことができる唯一の手段、唯一の人たちは軍隊だと信じています」(カルロス・サージ氏)

(記事提供/Agência Brasil、写真/Rovena Rosa/Agência Brasil)

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