カテゴリ : 国際情勢・政治
2016年 11月 10日 03:32
アメリカ合衆国の大統領選挙は現地時間11月8日(日本時間9日)の開票結果を受けて、ヒラリー・クリントン上院議員(民主党)を破り、実業家のドナルド・トランプ氏(共和党)が当選した。
トランプ氏の大統領就任式は2017年1月20日に行われる予定。ブラジルでは早々、様々なメディアが、トランプ氏の当選がブラジルに与える影響について報じている。
そんな中ブラジルのミシェウ・テメル大統領は、ブラジルと米国の関係について、「なにも変化はない」と述べた。ブラジル大統領府が現地時間11月9日、ウェブサイトで明らかにした。
大統領府によると、テメル大統領は、ラジオ・イタチアイアのインタビューに答えたという。それによると、テメル大統領は「ブラジルと米国の関係は、組織と組織、国家と国家の関係だ。なにも変化はない」と述べたという。
(文/小島寛明、写真/Michael Vadon)
写真は2015年5月9日、ドナルド・トランプ氏
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