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「いちご新聞」に30年ぶりにブラジル生まれの恐竜キャラが復活

オラーシオ サンリオ

ブラジルを代表する国民的人気漫画家のマウリシオ・ヂ・ソウザが生んだキャラクターのひとつ、ベジタリアン恐竜オラーシオが、12月10日、サンリオが発行する月刊誌「いちご新聞」に30年ぶりに登場する。マウリシオ・ヂ・ソウザの日本におけるエージェント、J-rightsが発表した。

「いちご新聞」2017年1月号(2016年12月10日発売)に「オラーシオ&ハローキティ」としてオリジナルストーリーが掲載され、続いて同誌の2月号と3月号にも掲載される予定。

オラーシオはチラノザウルスの子どもで、道に置かれていた卵から生まれ、母親の顔を知らずに育った。恐竜でありながら優しくロマンチックで、菜食主義者という設定。

J-rightsによると、オラーシオは、哲学するのが大好きで、人生や自分を取巻く世界を観察し歓心にあふれ、常に何かを問いかけ、その答えを探求しているという。たくさんの恐竜のなかまたちと触れ合いながら、お母さんを探す冒険物語が展開されるとのこと。

オラーシオがサンリオの機関紙「いちご新聞」にはじめて登場したのは、1975年3月。同年4月の創刊に先駆けて配布されたPR版で、表紙を飾ったという。

関西国際大学人間科学部の清水美知子教授による論文「『いちご新聞』にみる〈ハローキティ〉像の変遷」(関西国際大学研究紀要 第10号,2009)によると、「創刊時の『いちご新聞』は、タブロイド版14ページのカラー新聞。1部100 円で、月2回(1日と15日)発行された」という。オラーシオが登場したPR版は、創刊のひと月前に無料で配布されたという。

また清水氏の同論文によると「いちご新聞」には、「〈ハローキティ〉をはじめとするサンリオのキャラクターたちは、創刊当初はあまり前面に出ず、挿絵的な立場で紙面を飾っていた」が、「読者の要望に応え、しだいにキャラクターに関する記事(キャラクター紹介や作者インタビューなど)が増えた」という。創刊号の表紙もスヌーピーの図版だった。

オラーシオは創刊以降も「いちご新聞」に掲載され、第8号などでも表紙を飾っている。

「いちご新聞」の2017年1月号では、オラーシオのキャラクター紹介記事や、創刊当時に掲載されたオラーシオのまんがも掲載される。

作者のマウリシオ・ヂ・ソウザ氏は、生前の手塚治虫氏と親交が深かったことでも知られる。平成25年には秋の外国人叙勲・旭日小綬章を受賞している。

(文/麻生雅人、画像提供/J-rights)
画像は「いちご新聞」2017年1月号(2016年12月10日発売)のオラーシオ掲載ページ

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