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ブラジルの大学が、鶏肉の鮮度が一目でわかるラベルを開発

食の安全

ブラジル食肉業界をめぐる贈収賄捜査「カルニ・フラカ(誘惑に負ける肉)作戦」はブラジル内外に波紋を広げているが、情報の錯綜に端を発する疑念や不安の広がりによる、風評被害も懸念されている。

その被害の解消に一役買うかもしれない研究が現在、商品化段階にあるという。

グローボ系ニュースサイト「G1」が3月22日づけで報じたところによると、ブラジル、ミナスジェライス州のオウロプレット大学が鶏肉の鮮度が一目でわかるラベルを開発したという。

「セーファータグ」と名付けられたラベルは品物に直接貼り付けるタイプで、ラベルに含まれた素材が鶏肉の鮮度を判定する。消費に適している状態では「ハッピーな顔」が現われ、適さなくなると「悲しい顔」が現われるという仕組みだ。

食品研究者でラベルの考案者マルセラ・ホーシャ・フランコさんがこの商品の着想を得たのは2014年、まだ学生としてオウロプレット大学食品科学技術科で学んでいたころだ。材料工学の修士過程論文の題材として扱い、その後、大学の後押しで開発がすすめられた。

「食品を流通させる過程で最も難しいことの一つが適切な温度管理です。これができていなければ微生物が増殖し、それが原因で品質の低下が起こることになります」(マルセラさん)

オウロプレット大学によると、セーファータグの製造コストは低く、ブラジル公衆衛生監視局(ANVISA)の基準では無害とされる材質を使って作られているという。

この製品は特許申請中で、豚肉、牛肉にも応用できる商品の開発に向けて準備中とのことだ。

マルセラさんは製品の流通ができる限り早まるよう日々活動している。この発明はミナスジェライス州産業連合会(FIEMG)が発足させ発展してきたベンチャー支援プログラム、FIEMGラボの「起業加速プログラム」の一つとして支援を受けている。

「私たちは消費者に食の安全をよりよい形で提供していくという同じ目標を持っているパートナーを探しています」(マルセラさん)

なお、FIEMGラボではセーファータグプロジェクトは「AS31」として登録されている。

(文/原田 侑、写真/Ufop/Divulgação)

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