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中国、チリ、エジプトがブラジルからの食肉輸入再開を決定

ブラジル 食肉 輸入制限解除

グローボ系ニュースサイト「G1」が3月25日づけで報じたところによると、中国、チリ、エジプトがブラジルからの食肉輸入再開を決定したという。

3月17日に連邦警察が発表した、食肉業界をめぐる贈収賄捜査「カルニ・フラカ(欲に負けた肉)作戦」に関する報告を受けて以降、三か国ともブラジルからの食肉輸入を全面的に一時停止していた。

三か国はいずれもブラジルからの食肉輸出先上位にあり、輸入再開のブラジル経済へのインパクトは大きい。

三か国はブラジル農牧供給省に対し、現在カルニ・フラカ作戦の捜査対象となっている食肉加工会社21社の製品を除き食肉および加工品の輸入を再開すると伝えてきたという。農牧供給省はすでにこれら21社に対する輸出許可証を取り消している。

また、中国政府は今回の贈収賄捜査で告発されている検査官が出荷を許可した製品および出荷停止処分の受けた工場で製造された製品については引き続き輸入禁止とする旨伝えてきたという。

チリ政府はチリの農畜産省の調査官がブラジルの食肉工場の衛生状態を視察して輸入停止措置の解除を決定したとのことだ。チリにとってブラジルは、パラグアイに次ぐ二番目の食肉供給国。輸入禁止が国内経済に与える影響も大きかったといえる。

エジプト農業省の発表によると、ブラジル産食肉についてエジプト政府が認めた出荷地からのもののみ輸入を再開する方針だという。その出荷地をブラジル側とエジプト側の双方でチェックするプロセスを入れることが、解除の条件になるとのことだ。

EU、香港などが現在も輸入一時停止措置を取っている。

最大の輸出先、EUはしかるべき部隊をブラジルに派遣し調査してから輸入再開をすべきかどうか検討すると伝えている。調査時期はできるだけ早く、としているが、5月中旬より遅くはならないとのことだ。

(文/原田 侑、写真/Dênio Simões/Agência Brasília)
写真は3月21日、ブラジリア。食肉の検査を行う衛生監督局

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