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ブラジル政府、日本を含む数か国の観光ビザ簡素化を検討

パラー州 サンタレン

グローボ系ニュースサイト「G1」は4月11日、ブラジルを訪れる日本人観光客へのビザ発給体制について最新情報を伝えている。

ブラジル観光省はブラジルが戦略的に選択した数か国(アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、日本、カタール、サウジアラビア)からの観光客を対象に、電子申請方式を導入しビザ発給を簡素化すると発表した。

マルクス・ベウトラゥン観光相いわく、ビザ発給の簡素化により、今後2年間に14億レアル(約530億円)がブラジルに流入することになるという。

また、ビザの電子申請・発給は中国、インドからの観光客にも広げるべく準備を進めているとのことだ。

新しいビザの発給システムは2017年中に実現する見通しだが、実現すれば、申請・料金支払い・審査・発給のプロセスが48時間に短縮される。手続きはすべてインターネットで完結することになる。

(文/原田 侑、写真/Cristiano Martins/AG. Pará)
写真は“ブラジルのカリブ”と呼ばれ人気の高いパラー州サンタレンにあるアステル・ジ・シャソン村

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