ブラジル政府観光局(Embratur)、独立機関へ
2017年 04月 17日グローボ系ニュースサイト「G1」が4月11日づけで伝えたところによると、ブラジル観光省が現在同省の下部組織となっているブラジル政府観光局(Embratur エンブラツール)を、近い将来独立機関とする政府の意向を発表したという。
独立機関となれば、エンブラツールは民間の資本・人員などのリソース受け入れが可能となり、海外に事務所を構え現地で人員を採用できるようになるという。
運営資金については連邦その他が発行する宝くじ、富くじ類の総収入の一定割合がエンブラツールの収入源として割り振られる予定だ。
政府は上記以外にも観光業法118か所の改定議案を緊急審議議題として国会に送る。改定案には民間簡易宿泊施設(ホステル)に関する改定も含まれているとのことだ。
(文/原田 侑、写真/Rafael Neddermeyer)
写真はマラニョン州にあるレンソイス・マラニェンセス国立公園