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ブラジルW杯応援公式楽器になれなかったカシローラのその後

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6月に開催されたFIFAブラジルコンフェデ杯の前に、少~しだけニュースになったブラジルのサッカー応援楽器「カシローラ」のことをご存知だろうか?

2010年南アフリカW杯では、観客が応援のときに吹き鳴らしたブブゼラの音が話題になった。

そこで、ブラジルW杯でも何か公式応援楽器を!! と、音楽家カルリーニョス・ブランによって考案されたのが、caxirola(カシローラ)だ。カポエイラやブラジル音楽演奏の際に使われるシェイカーの一種「カシシ」が原型で、振るとシャカシャカと音がする。

しかし、カシローラが4月に発表されてほどなく、同月末に行われたバイーア州選手権の試合で観客がピッチに投げ入れる事件が発生。使用を期待されていた6月のコンフェデ杯前の5月27日、大会組織委員会がカシローラの使用を禁止すると発表した。確かに片手に収まり投げるにはちょうどいい大きさだし…。

一度はFIFAも公認して、せっかくルセフ大統領もお墨付きを与えていたカシローラ。コンフェデ杯で見かけることは無かったが、その後どうなったのか。

バイーア州サルバドールの大学でITを学ぶ学生グラウベル・モンテイロ(27)さんは、カシローラの使用中止が決まった後に、以前からアイデアがあったカシローラのアプリ「Caxirola World Cup Shake」を完成させた。

このアプリは、画面にカシローラの絵があり、スマホを振ると音がなるシステム。Android、ios対応で、6月の段階でダウンロード数は2000件を超えた。

「ボリュームを考慮し作ったが、スタジアムの観客全員がこれを使ったら相当盛り上がるよ」、とはグラウベル・モンテイロさん。

しかしこの報道を受けて、かのカシローラ発案者カルリーニョス・ブラウンが「これはオフィシャルなアプリではない」とコメントした、とグローボ紙が6月2日に報じている。

無料なので筆者もダウンロードしてみたが、シェイクするとなかなか心地よい音がして、楽しい。どんなにエキサイトしても、自分のスマホを投げる人はいないだろう。何でもかんでも禁止にして、選手はもちろんサポーターの熱気を削いでしまうような事だけは避けて欲しい。

2014W杯は皆でこのアプリをダウンロードしてシェイクしますか!

(文/柳田あや)

(写真/Wilson Dias/ABr)
2013年4月23日にブラジリアのPalácio do Planalto(パラシオ・ド・プラナウト/大統領府)でジウマ(ジルマ)・ルセフ大統領が開催したカシローラ発表会にて。発案者のCarlinhos Brownカルリーニョス・ブラウンと、Marta Suplicyマルタ・スプリシー文化大臣。この時点では、公認ワールドカップ応援楽器だった

http://veja.abril.com.br/noticia/esporte/o-silencio-das-caxirolas-chocalho-de-brown-esta-proibido

http://g1.globo.com/tecnologia/tem-um-aplicativo/noticia/2013/06/aplicativos-de-celular-sao-alternativa-para-usar-caxirola-no-estadio.html

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