ミス・インターナショナル・クイーン2013でブラジルのマルセラ・オイオさんが優勝

2013年 11月 3日

ミスインターナショナルクイーン2013

タイのパタヤで開催されるミス・インターナショナル・クイーン・コンテスト。日本では、ニューハーフのコンテストと紹介されることもあるようです。2009年に、日本のはるな愛さんが優勝したことで話題になりましたが、11月1日、ブラジルのトランスセクシャル、Marcela Ohio(マルセラ・オイオ)さん(写真中央)が2013年のミスの栄冠を勝ち取った。

今年は16ヶ国から25名が出場。日本からは、藤ノ宮せりさん、アナベル結羽さん、西原さつきさんの出場がアナウンスされていた。

ちなみに、大会事務局が発表している、2013年大会への参加資格と規則は下記のとおり。

a) 出場者は本来的に男性として生まれてきている者とする。
b) 参加可能年齢は18歳~36歳までの者。10月31日までに36歳を越えない者とする。また、申し込み時点で17歳の者は、10月1日までに18歳の誕生日を迎えられる者とする。なお、18歳以下の出場
者は、出場に際して保護者からの同意書を提出すること。
c) 性転換を済ませている者に対しては、出生証明書または医師の診断書の提出を求める。
d) 出場に際しては、参加申込者は代表国としての国籍とパスポートを所持していることを条件と
する。確認のため、参加申込者のパスポートコピーと出生証明書を使用する。各国の労働許可証や
永住権などの法的証明は、代表国としての国籍証明としては使用できない。追加書類として、参加
申込者は両親の国籍についての証明書として、有効期限内のパスポートコピー、出生証明書、公的
機関が発行した証明書などを求められることがある。各書類には公印、サインがしてあることで有
効な書類として見なすことができる。
e) 出場に際しては、参加申込者はよりよいキャラクターと性格、端麗な容姿を保つように心がけ
なければならない。
f) 出場に際しては、参加申込者は過去に当大会で優勝、または準ミスになった経験のない者でな
ければならない。
g) 当大会の優勝者が、優勝者として不適格と認められた場合、そのタイトルの剥奪と賞金の返金
を求める場合がある。また、プロモーターの介在により、不適格者に対して賞を与えるような働き
かけがあったと見なされた場合、主催者はそのプロモーターに対して賞と賞金の返還を求める場合
がある。

(文/麻生雅人、写真/Getty Images)