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リオのキリスト像、ピレリの出資で補修工事はじまる。修復は2週間で完了の見通し

cristoredentor2014

去る1月16日(木)、嵐に見舞われたリオデジャネイロで、コルコバードの丘の上にそびえるクリスト・ヘデントール(キリスト像)の指に雷が落ちて、右手中指などが損傷していた。21日(水)、予告通り修理が始まったことを同日付け「UOL」が伝えた。

台座をのぞき、像だけで約30メートルの高さがあるヘデントールの補修工事は、命綱をつけた作業員によって行われるという。修理に参加する技術者のひとりフランシスコ・エリヴァンドロ・ホドリゲス氏は、彫像の避雷針も交換しなければならないという。「交換しなければ、またヘデントールに雷が落ちることになります」。

今現在、像の指が欠けている状態は、観光客にとってはひとつのアトラクションのようになっている模様。

今回の修復作業は、イタリアのタイヤメーカー、ピレリの協力を受けて、リオデジャネイロの大司教区によって行われると、20日(火)に発表されていた。ピレリが出資するのは190万ヘアイス(レアル)約8400万円。またピレリは金銭だけでなく、ヘデントールを保護するために施される技術も提供するという。

「世界の7大素晴らしい建造物に選ばれているクリスト・ヘデントールの修復を手掛けることができるのは光栄です」と、ピレリ南米支部のパオロ・ダル・ピノ社長は語った。

クリスト・ヘデントールは1931年にコルコバードの丘に建てられ、約38メートルの高さがある。建造に関わったのは建築技師のエイトール・ダ・シウヴァ・コスタ。彫刻家のカルロス・オズヴァウヂが最終的なデザインを監修して、腕と顔はフランス人のポール・ランドウスキが手掛けた。使われた石材は石鹸石で、2009年7月、世界の7つの素晴らしい建造物に選ばれている。

※為替は1ヘアウ(レアル)=44.213826円で換算。

(文/麻生雅人、写真/Thomaz Silva/Agência Brasil)
1月21日(水)、修復工事がはじまったリオデジャネイロ、コルコバードの丘にあるクリスト・ヘデントール(キリスト像)

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