ワールドカップ2014公式テーマ曲でクラウヂア・レイチが合衆国のピットブル、ジェニファー・ロペスと共演

2014年 01月 24日

クラウジア・レイチ

1月23日(木)、FIFAはマラカナンスタジアムで、クラウヂア・レイチが、合衆国のラッパー、ピットブル、合衆国の歌手ジェニファー・ロペスと共にワールドカップ・ブラジル大会の公式テーマ曲を歌うことを発表した。FIFAをはじめ「エスタダォン」(電子版)などが伝えている。

3人が共演するのは「We Are One (Ole Ola)」で、作者はピットブルとのこと。6月12日の開会式で披露されるほか、ワールドカップ公式アルバムにも収録される。全世界で発売される。

「世界中がひとつになるというスピリットを、ジェニファー·ロペス、クラウヂア・レイチと一緒に、みんなに届けることができることを光栄に思うぜ」(ピットブル)

マイアミ生まれのピットブルは両親がキューバ人で、本名はArmando Christian Uria Ruiz Pérez アルマンド・クリスチアン・ウリア・ルイス・ペレス。

「この最高に素晴らしいスポーツと音楽のパワーが、みんなを団結させるって、マジ信じてるぜ。なぜなら俺たちのコラボは最強だからな」(ピットブル)

「私が尊敬していて憧れてる二人のアーティストと共演できるだけじゃなくて、私の国で開催されるワールドカップで(歌を)紹介できるなんて、幸せすぎて興奮してます」(クラウヂア・レイチ)

ブラジルの大人気ポップス歌手でアシェー・クイーンでもあるクラウヂア・レイチは、バイーア州のクラブ、FCバイーアの応援歌「Hino do Esporte Clube Bahia」も歌っている。

「音楽を通して私の国や国の文化を、皆さんと共有できることを嬉しく思います。ピットブル、ジェニファー・ロペスと一緒にブラジルでサンバを踊りたいわ!」(クラウヂア・レイチ)

この曲は現在、制作の最終段階にあるという。

「ポルトガル語、英語、スペイン語のパートがあり、ブラジルの様々なリズムが入っています。どの部分を取ってもブラジルを感じることができるでしょう」(クラウヂア・レイチ)

(文/麻生雅人、写真/Danilo Borges/Portal da Copa)
写真は1月11日、開会式出演の記者会見に参加したクラウヂア・レイチ(右)