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ワールドカップに向けてブラジル政府、開催各都市の抗議デモ主催者などと対話へ

講義でものバットマン

2月10日(月)、土地なし農民運動(MST)による第六回農地改革全国会議に出席した大統領府総務局のジウベルト・カルヴァーリョ長官は、TVバンデイランチスのカメラマン、サンチアゴ・イリヂオ・アンドラーヂ(49)さんの死亡を受けて、「それは痛み、破壊、そして野蛮への道です」と、抗議運動の中で暴力が原因で犠牲が出ることに遺憾の意を表明した。同時付け「ガゼッタ・ド・ポーヴォ」(電子版)が伝えている。

長官は、抗議運動は民主主義で保障された権利だが、警察側も抗議運動を行う側も、暴力を伴う行動は許されないと語った。

「ただ自分の仕事を全うしようとしていただけの人が犠牲になってしまった。もっと平和的に、大人として主張して、今回のような悲しいできごとが二度と起こらないように願いたい」

同時にカルヴァーリョ長官は、ワールドカップの開催地となっている12の都市に政府の使節団を送ったことを発表した。同使節団は、各地で抗議運動を主催する人たちや、ワールドカップの施設が作られたことによって不利益を被った人たちと対話を持つために派遣されたという。

「私たちはワールドカップに反対している人たちと根気強く対話をしていきます。まだ出来上がっていないスタジアムも実際にはきちんと出来上がり、その中で新たな雇用やビジネスも伸びていくチャンスがあります。マナウスのアレーナ・アマゾニア、ポルトアレグリのベイラ・リオ・スタジアムも、数日後に完成する予定です。ナタウのスタジアムで行われたように、大統領が出席してお披露目が行われるでしょう」

ナタウのスタジアムお披露目式が行われたときは公務員たちが抗議デモを行い通りを封鎖してリオグランヂ・ド・ノルチ州のホザウバ・シアーリーニ州知事に抗議していた。

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
写真は2月10日。リオデジャネイロで行われたバス運賃抗議デモ。デモの常連参加者バットマンはサンチアゴ・イリヂオ・アンドラーヂへの追悼の意をパネルに掲げて参加した

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