ワールドカップ2014決勝戦の舞台リオのシンボルコルコバードの丘のキリスト像、売ります!?

2014年 02月 25日

patrocinadores do redentor

イタリアのタイヤメーカー、ピレリの協力を受けて、雷で壊れた像の修復が行われたコルコバードの丘のキリスト像(クリストヘデントール)が、今度は売りに出されることに!?

といっても、実際に像が売られるわけではない。リオのシンボルに、企業協賛をつけようというのだ。

協賛した企業は、キリスト像が立つコルコバードの丘の上の広場に設置されるプレゼンテーション・モニターに広告を出せるほか、キリスト像のライトアップ照明をパーソナライズすることができるという。また、商品にキリスト像のイメージを使用する権利を得ることも可能となる。

このキリスト像サポーター企業計画は2013年に始動している。現在、リオ市観光公社を含めた2団体がサポートしており、世界のどこの国の企業でも協賛することができる。概要は下記。

顧客ターゲット:ブラジルを旅行する世界中からの人々
放映場所:コルコバードの丘の上にあるプレゼンテーション台上でのブランドの表示モニター(高さ12cm)
放映時間:8:00 – 19:00
サポーターのブランド博覧会~3秒スポットをランダムに表示させる
挿入の合計 440回/1社

その他ケースによって、キリスト像照明の色のパーソナライズ、ブランドのための排他的なイベント、ブランド用マーケティング資料や製品にキリスト像のイメージを使用する権利、なども可能となる。

参考までに、ピレリが出資したのは190万ヘアイス(レアル)約8400万円。また ピレリは金銭だけでなく、ヘデントール(像)を保護するために施される技術も提供している。

(文/加藤元庸、写真提供/キリスト像サポーター企業計画)
興味のある企業宣伝担当者はメガブラジル(連絡先はサイト下記)までご連絡いただければ詳細をご案内いたします