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リオの清掃員ストライキ、交渉成立で清掃再開される

清掃員ストのデモ

8日間に渡ってゴミ収集作業のすべてがストップしたリオデジャネイロのゴミ清掃員ストライキ。

カーニバル期間と重なったこともあり、リオの街には数トンものゴミが放置されたが、3月8日(土)にすべてかたがついたと同日付け「フォーリャ」(電子版)が伝えた。

清掃員たちは37%の給与ベースアップを獲得。給与は803ヘアイス(レアル)、約34993円から、1100ヘアイス(レアル)、約47956円になるという。

また、当初、リオ市都市清掃会社(CONLURB)は300名の清掃人をクビにすると話していたが、今回のストが原因で清掃員は誰もクビにならないことも確認された。さらに、毎日支給される昼食チケットも、12ヘアイス、約523円から20ヘアイス、872円にアップされる。

15000人のリオ市の清掃員のうち70%がこの条件で了承して、即座に業務に戻ったという。ストの参加者によると、これで3月10日(月)中には市内はすべて綺麗になるだろうと語ったが、市政府は回復には3~4日かかるとみているという。

労働公共省(MPT)と労働地方裁判所との仲介により4時間半に渡りストの委員会と市が話し合い、この結果が導かれた。

当初、清掃員側は1200ヘアイス、約52324円へのベースアップと、追加で40%の非衛生業務手当を求めていたが、市が提示したのは874ヘアイス、約38110円と40%の手当だったため、ストライキが続いていた。

また、清掃員の中にはストライキに参加せず業務を続けていた人もいたことから、ストライキを行っている側の人たちが働いている清掃員に危害を加える可能性があるとして、清掃員のそばに警察を配備する一面もあった。

エドゥアルド・パエス市長は、今回のストライキは、清掃員たちと組合の関係も一筋縄ではなかったため状況の混乱をさけるために、11日(火)に予定されていた話し合いを8日(土)に早めたと語った。

※1ヘアウ(レアル)=43.578098円で換算

(文/麻生雅人、写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
写真は3月7日(金)、交渉成立の前日、リオ市庁舎前で清掃員たちはデモを行った

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