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17歳少年が14歳の少女を殺害、犯行の模様をWhatAppで公開

殺人SNS

連邦直轄区内ガマ市で(3月)9日正午頃、17歳の少年が誕生日前日に14歳の少女を銃殺、その映像を携帯電話用のメッセージ交換プログラムで流すという事件が起きたと13日付伯字紙が報じた。

被害者のヨラリ・ジアス・フェレイラさんはネット(SNS)で加害者と知り合い、しばらく交際していた。加害者の少年が流したビデオによると、少年側の熱が冷めた事で、少年に圧力をかけようとした少女が少年のライバルに当たるギャングと話したりしていたと聞き及び、少女殺害を考え始めたという。

少年は事件当日、一緒に大麻を吸おうと少女を誘い、自宅に来た少女を外に連れ出した。自宅近くの人気のない場所に着いた時、少年は少女の腕を掴み「ライバル達に何を話したのか教えろ」と脅した。怖くなった少女は「殺さないで」と懇願したが、少年に額を打ち抜かれ、即死した。少年は藪の中に逃げ込み、犯行に使った銃を投げ捨てた後、友人の家へ行き、サンパウロ対コリンチャンスの試合をテレビ観戦したという。

少女殺害の様子は何者かによって録画され、携帯電話のメッセージ交換用ソフトWhatAppで友人達に流された。

同ソフトでは犯行に至った理由を録画したビデオも流れ、複数の人から少女がライバルのギャングと話しているのを見たと聞いた事などが語られていたという。少年は事件の3日前から銃入手などの準備を始めたという。

犯罪発覚は、娘が帰ってこない事に気づいた少女の母親が、娘の携帯電話にある追跡機能で少年の家に立ち寄った事を確認し、少年に行方を尋ねたりした事だ。少年は少女には会っていないと話した後、現場に急行。少女の携帯のチップを壊して証拠隠滅を試みた。

警察がガマ市内の公園にある洞穴の汚水に浮いている少女の遺体を発見したのは10日で、身元確認に立ち会った現在の恋人が撮った少女の遺体の写真はフェイスブックに掲載された。

加害者少年の逮捕は12日で、警察からの要請で出頭し、供述中に身柄を拘束され、一部始終を自白したというが、WhatAppに載った犯行時のビデオの撮影者はまだ判明していない。少女の遺体は12日に埋葬され、絶望した母親が少女を埋葬したくないと叫んで気絶、墓穴に落ちて周囲の人に助け出される場面も見られた。

加害者の少年は10日に18歳となったが、犯行当時は17歳だったため、少年院に収監中だ。成人による殺人事件は最高30年の刑となるが、未成年者の場合は最高3年の服役で自由の身となれる。伯国では18歳になる直前に殺人事件を起こす例が増えており、処罰年齢引き下げ論議が再び過熱しそうだ。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Marcello Casal Jr/ABr)

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