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ホレジーニョ騒動で名をはせたルカス・リマ青年、喧嘩に巻き込まれ死亡

4月5日(土)、ブラジルのソーシャル・ネットワークの世界で有名だったLucas Oliveira Silva de Lima ルカス・オリヴェイラ・ダ・シウヴァ・リマ青年(18歳)が喧嘩に巻き込まれ、頭部を殴打されて他界したことを7日付け「G1」、「フォーリャ」(電子版)などが報じた。

2013年12月から今年1月ころにかけて、サンパウロを中心に郊外の低所得者層居住区の若者たちによって行われていた、ショッピングセンターでの集会「ホレジーニョ」。犯罪を行う集会ではなかったが、警官が集まり対立が起きる騒ぎも起きた。

17歳の学生ルカス・リマは、このホレジーニョの常連参加者としても知られており、フェイスブックに約57万人のフォロワーを持っていた。警察は彼をホレジーニョの主催者とみていたが、本人は否定したという。

ルカス青年は1月15日(水)に「G1」に対するインタビューで、このことで自分は捕まるのではないかと恐れていたという。

「当局に、ホレー(ホレジーニョ)で暴動が起こった場合は1万ヘアイス(レアル)の罰金を支払わなければならないと脅されたけど、そんなお金は持っていません」

ルカス青年は家族とともに、イタケラのショッピングセンターから数ブロック入った辺りに暮らしていて、もともとショッピングセンターの常連客だった。石工や在庫管理の補助のアルバイトでためたお金でショッピングセンターでよくブランドものの服などを買い物をしていたという。ポロ・ラルフローレン、オークリー、アディダスなどのブランド品が好きだった。

ホレジーニョの元となる集会は、学校が或る地域の近くの路上でファンキを聞いたり歌ったりするパンカドゥンイスと呼ばれるファンキの集会からはじまったとルカスは語っていた。

「より多くの人が集まってきたので、若者たちは、より多くの人を収容できるショッピングセンターの駐車場で集まる約束をしました」

最初のホレジーニョについてもルカス青年はよく覚えていた。

「大勢の人たちと知り合い友達になった。6人、7人かな、女の子たちとも付き合えたよ」

しかしルカス青年は、自分がマークされていることを知り、11日(土)のホレジーニョには参加せず、しばらく一人で買い物に行くのも控えていたという。

そのルカス青年の訃報。ポンチ・ホーザにある24分署の広報レポートによると、ルカス青年はフェスタの最中に暴行を受け頭部を殴打されたという証言が報告されているという。

シダーヂA.E.カルヴァーリョにある64分署のJosé Manoel Lopes ジョゼー・マノエウ・ロペス署長は、青年の死が殺人事件かどうか捜査すると話している。文民警察によると死因は鈍器で殴打されてできた頭部の外傷とのこと。

家族によると、ルカス青年は4日(金)にフェスタに行き、兄弟の家で寝ると言って出かけたという。父親のルイス・カルロス・リマさんは土曜の夕方6時半ごろ仕事から戻り、知人から事件のことを知らされた。警察の報告によると、その後、家族は病院に問い合わせて、アリポ・コヘイア・ネト病院のスタッフから少年が病院に到着したときには息を引き取っていたことを知らされたという。

(文/麻生雅人)

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