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2014年 07月 8日 05:12
いよいよ7月8日(火)にミネイラォンでドイツとの対戦を控えているセレソン・ブラジレイラ。ブラジル国内でも、ところによってワールドカップムードで盛り上がっている。
特に、観光客が多く訪れる地域は尋常じゃない賑わいで、ヴィラ・マダレーナ地区などでは、ゴミや立小便の被害や苦情が地元住民から上がっているほどだ。
サンパウロ市の観光地といえば、旧市街区にあるサンパウロ市営市場(通称メルカダォン)もおなじみのスポット。ブラジル国旗ですっかりワールドカップ気分に浸っている様子がトリップアドバイザーなどで伝えられている。
1933年に建てられた建築で、農業と牧畜がテーマに描かれたステンドグラスも有名だ。建築に使われた素材はドイツから運ばれたといわれている。建築を手掛けたのはフランシスコ・ヂ・パウラ・ハモス・ヂ・アゼヴェード。
観光客だけでなく市民の台所として常に賑わう同市場には、国内外から常に大勢の客が訪問する。お店だけでなくバールやランショネッチもあり、セラッチというメーカーのモルタデーラを驚くほど何枚も挟んだサンドイッチは名物のひとつ。
ホームページによると7月8日の試合当日は午後15時頃に市場は閉められるとのこと。
「サンパウロ市営市場(メルカダォン)」
カンタレイラ通り306、セントロ、サンパウロ
(文/麻生雅人、写真/Paulo Pinto/Fotos Públicas)
写真は7月7日(月)のメルカダォン
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