ブラジル訪問中の安倍首相、日本で活躍した経験のある元サッカー選手らと会談
2014年 08月 1日8月1日、ブラジルを訪問中の安倍晋三首相の会合に、ブラジル代表の新監督に就任したドゥンガと、元日本代表監督のジーコが出席したことを現地メディア(「オ・グローボ」、「ESPN」同日づけ、電子版など)が伝えている。
安倍首相との会談はブラジリアにあるホテルで開催された。会談には、横浜フリューゲルスをはじめ日本でもプレイしたことがあるセーザル・サンパイオ、1982年のブラジル代表選手オスカー、アルシンド、ビスマルキなど、他にも、日本で活躍した経験のある元サッカー選手たちが参加していたという。ドゥンガ新監督もジュビロ磐田で活躍した経験を持っている。
ドゥンガとジーコは安倍首相に、ワールドカップブラジル大会で使われた公式ボール「ブラズーカ」を手渡した。安倍首相はドゥンガ新監督に、背番号8の日本代表のユニフォームを贈ったという。
この会談の後、安倍首相は外務省でジウマ大統領と会談を行った。
また、「オ・グローボ」はドゥンガ監督に対して、ジュリオ・セーザルとフレッジの代わりをすでに用意しているのでは? と質問。ドゥンガは「彼らを呼ばないなんて誰が言った!?」と否定したという。
(文/麻生雅人、写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
8月1日、ブラジリア。写真上、左からドゥンガ新監督、安倍首相、ジーコ元日本代表監督。写真下、安倍首相にブラズーカを手渡す元日本代表監督のジーコ。後方、一番右にブラジル代表のドゥンガ新監督