2014年 08月 26日 17:32
8月25日(月)、冬のリオ・デ・ジャネイロを猛暑がおそい、平日にもかかわらず多くの人々がビーチで過ごしたと、現地メディア(「G1」同日づけ)が報じた。
通常、リオ・デ・ジャネイロの8月の平均気温はだいたい22℃ほどだという。
市の防災情報センターであるアレルタ・リオの情報によると、この日の西部バーハ・ダ・チジュッカ地区にある気象観測所では、14時45分時点の気温がなんと36.2℃。
リオ全体の平均気温は、月曜日の午後の気象観測所内で34.1℃を記録、湿度は20%ほどだったという。
イパネマビーチのポスト9では、カリオカたちが太陽を求め続々と集まった。
学生のクラーラ・マレーさんは、月曜日の午後だったがビーチスポーツを楽しむため友人たちを招集したという。
「ゾーナ・スウ地区の人間は、いつだって太陽が出たらビーチに向かうわ。冬とは思えないわね」と彼女は言う。
予報では、27日(水)からリオは雨に変わり、金曜日にかけて温度は徐々に下がり穏やかな天候になるとのことだが、想定外に真夏気分を味わえたカリオカたちは、この猛暑を楽しんでいるようだ。
(文/柳田あや、写真/Fernando Maia/Pezão 15)
8月25日(月)、リオデジャネイロ。猛暑日の中、選挙運動も行われている。写真はルイス・フェルナンド・ペザォンリオ州知事候補が訪ねたヘアレンゴ地区
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