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シウヴァ候補のブラジル社会党、政策要綱で「大規模抗議デモ」が要求した国民の声に回答へ

マリーナ・シウヴァ

マリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)の大統領出馬で、決戦投票が避けられないとの見方が強まる中、熾烈な2位争いを展開しているマリーナ氏とアエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党(社会民主党)・PSDB)の政策公約に注目が集まっている。(8月)23~25日付伯字紙が報じている。

24日付エスタード紙によると、PSBは29日に250ページにも及ぶ政策要綱を出すといい、マリーナ氏、副候補のベト・アルブケルケ氏もそれを認めた。

エスタード紙によると、この要綱は主に昨年の6月に起こった全国的なマニフェスタソンに対する回答的なものとなっているという。その中でもっとも注目すべきは、国民が政治活動にもっと積極的に参加していけるようにするための社会組織作りを強化する意向があるとのことだ。

この要綱では、国民投票の実施や、民間人が参加する国政を監視するための委員会設置などを盛り込んだ「民主主義の強化」に力点が置かれているという。

民間人による国政監視委員会に関しては、ジウマ大統領(労働者党・PT)も今年5月に「全国政治社会参加機構」(PNPS)の創設を提案しているが、この提案は議会から強い反発を受けていた。

PSBは、29日に発表される案はジウマ氏が提案したPNPSと基本線は似ているが、それをより強化したものであるとし、さらに議会による「代表民主制」を否定するのではなく、逆に「国民の代表」であるところの議会の資質を高めるためだとしている。

その点に関し、PSB下院リーダーでもある副候補のアルブケルケ氏は、ジウマ氏の提案よりさらに具体的で、議員の立場を尊重したものになっているという。

マリーナ氏は22日、聖市で記者団に関し、自身が当選した場合は再選は狙わず、4年間の任期のみと限定して大統領職に就くと明言。さらに従来の政党主導による内閣作りを行なわず、労働者党(PT)やPSDBからも大臣を選びたいと意向を語っている。

一方、アエシオ氏は、巷に流れた、同氏が大統領に就任すれば「ボルサ・ファミリアが廃止される」との噂の払拭に懸命になっている。ボルサ・ファミリアはPSDBの政敵であるPTが実施し成功させた福祉政策であるため、PSDBが政権を取った際の処遇が注目されている。

アエシオ氏は22日、ボルサ・ファミリアは継続すると改めて約束し、さらに同政策を受けている家庭の子息が優秀な学業成績を収めた場合には30%、同家庭に成人で専門技術の習得のためのコースを受ける人がいる場合は50%、支給額をアップする考えを明かした。

マリーナ氏とアエシオ氏に追われる立場にあるジウマ大統領は24日、大統領官邸で記者会見を行ない、マリーナ氏の行政上の経験不足を指摘して、批判した。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Léo Cabral/MSILVA Online)
8月25日、サンパウロ。書籍ビエンナーレ会場を訪ねたマリーナ・シウヴァ候補

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