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2014年 08月 25日 17:55
8月25日(月)朝、エルメス国際イノヴェーション賞2014をブラジルのクリチーバ市が受賞した。地元メディア(「バンヂ・ニュース」同日づけ)が発表した。
クリエイティブ戦略及びイノベーションのための欧州研究所所長のマルク・ギジェ氏によって賞が手渡された。
同賞を受賞するということは、世界で最も技術革新を実現したと評価されたことになるという。
クリチバが受賞したのは「都市生活のクオリティ」というカテゴリー。アーバン・モビリティ、街の歴史地区のメンテナンス、公園や緑地の充実などが評価対象となった。
エルメス国際イノヴェーション賞に「都市生活のクオリティ」というカテゴリーが設けられたのは2009年からで、ヘルシンキ(2010)、バルセロナ(2011)、コペンハーゲン(2012)、ベネチア(2013)に続いての受賞。クリチバはヨーロッパ以外の都市で初めて受賞することとなった。
(文/麻生雅人、写真/Embratur)
クリチーバ市の旧市街歴史地区
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