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最古の歴史を持つヴィジアのナザレー祭に約25万人が集結

ヴィジアのナザレー

ブラジル北部パラー州の首都ベレン市で毎年10月に開催される「シリオ」と呼ばれる大祭(シリオ・ジ・ナザレー、ナザレー大祭)は、ブラジルはもとより世界中でも最も大きく美しいカトリックの祭の行列のひとつだと言われている。

この時期、毎年約200万人以上の信者が国内外からベレンに集まり、聖母ナザレー(イエスキリストの母である聖母マリア)に祈りを捧げる行列に参加する。

ジョアキン・ナブーコ財団によると、ベレンで初めてシリオが行われたのは1793年9月8日のこと。220年以上の歴史を持つこの祭りは、2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたことでも話題になった。

しかし、パラー州にはもうひとつ、毎年話題となるシリオがある。ヴィジアで行われるシリオだ。

同州で聖母ナザレーを祝うシリオを初めて行ったのはベレンではなく、ヴィジア市。パラー州血液学・血液医療財団(HEMOPA)によると、ヴィジアではイエズス会が到着する以前からこの祭りが行われており、始まりは1697年と考えられているという。

ヴィジアでは、シリオは毎年9月の第二日曜に開催される。2014年9月14日、ヴィジアで317回目のシリオが開催された。現地メディア(「G1」同同日づけ)が報じている。

同地のシリオは毎年テーマが決められている。2014年は「マリア様と共に福音の喜びを確かめる」というテーマが掲げられた。この日は約25万人が集まったという。

行列は朝9時に街の細い道からはじまり、行列が掲げるマリア像に沿道の人々から祈りが捧げられた。行列が通る道にある家々は飾り付けられており、行列には、8月31日バンド、ヴィジアっ子連合、マエストロ・ヴァーリとイジドーロ・ジ・カストロといった地元の楽団が参加して、伝統音楽を奏でながら行進した。

行列は4時間続き、マリア像は無事に教会に届けられた。

フィッタ

(文/麻生雅人、写真/Cristiano Martins/AG. PARÁ)
写真上、2014年9月14日、パラー州ヴィジアのシリオ・ヂ・ナザレー祭
写真下、聖母ナザレーのフィッタ。教会での参拝のお土産「フィッタ」は、バイーア州サルヴァドールのボンフィン教会のものが有名だが、ブラジルのさまざまな教会により、各聖人のフィッタが作られている

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