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サウヴァドールの街が赤く染まる日。サンタバーバラの祭、開催

サンタバーバラの祭

キリスト教の聖人のひとり、サンタバーバラの日である12月4日(木)、バイーア州サウヴァドール市で「サンタバーバラの祭り」が開催された。現地メディア(「G1」同日づけ)が伝えている。

毎年この日に行われるサンタバーバラの祭りでは、聖人のカラーである赤色の衣裳を着た人々がサウヴァドールの街を埋め尽くし、街中が赤色に染まることで知られている。

かつてブラジルで、アフリカにその源流がある原始宗教カンドンブレーの信仰が弾圧されていた時代のこと。アフリカから連れてこられ、奴隷として働かされていた人々やその子孫は、自分たちの神々に祈りを捧げるために、カンドンブレーの神々をカトリックの聖人に重ね合わせ、カトリックの聖人を拝むふりをして、自分たちの神に祈っていたという。

サンタバーバラの祭

カンドンブレーの神々の中で雷と稲妻を司るとされる女神イアンサンは、当時カトリック聖人のひとりだったサンタバーバラと重ね合わせられた。サンタバーバラの日である12月4日には、今もアフリカ文化が色濃く残るサウヴァドールでは、イアンサンを祀る日として、多くのアフリカ系住人たちが祭りに参加する。

ただし、祭りに参加するのはアフリカ系のひとたちだけではない。サンタバーバラ自身は消防士と市場の守護聖人とされているため、消防士や市場関係者などサンタバーバラを讃える人々も、共に祭りを行う。この日は、ペロウリーニョ広場を何百人の人々が埋め尽くしたという(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Elói Corrêa/GOVBA)

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