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パラナ州、兵庫県の漁業組合と協力して海苔の現地生産を計画

テマキ ブラジル

パラナ州では今年(2015年)、日本人入植100周年、兵庫県との州県姉妹提携45年、日伯外交樹立120周年という三つの節目の重なる一年を迎えるにあたり、同州選出の西森ルイス連邦下議(65、PR)が(1月)14日、ニッケイ新聞社を訪れ、意気込みを語った。

入植100周年記念事業実行委員会(山脇ジョルジ委員長)を昨年9月に立ち上げ、ベット・リッシャ州知事も名誉委員長として加わった。

同下議は「州政府の協力も得られた。友好親睦化に加え経済関係のさらなる強化を図りたい」と狙いを語った。

実行委員長には、元クリチーバ文協会長で元市議の山脇氏が就任したが、西森下議は祭典委員長として政府関係との連携面を担う。文化局、防災局にリッシャ知事も加わり体制が整った。三つの合同開幕式典を3月12日に州政庁で行なうが「梅田邦夫大使なども招き3400人規模の式典となるだろう」と見通しを語る。

6月18日の移民の日前後には毎年、ローランジアでパラナ開拓先亡者慰霊祭を行なっているが、今年は州入植100周年記念として同月13日に、入植が始まったとされるカンバラで法要を行なう。また10月にはロンドリーナで記念式典も開催する。

兵庫県の井戸敏三知事は8月に来伯できるよう調整中だ。

詳細は決まっていないが、西森下議は経済使節団も招きセミナーなど開催したい意向で、「友好関係の強化だけでなく、この機会にビジネスを生みだし、将来に繋がる一年としなければ」と強調した。

実際、兵庫の漁業組合が来月に当地を訪れるという。パラナグア港でのりを生産する計画を進めており、「流通するのは中国産ばかりで価格競争に負けている。輸入すると3倍以上になるが、パラナグアはのり生産にも環境が良いと聞いている」と語り、現地生産の可能性を探る。

同下議は4月、恒例の友好経済使節団を率いて訪日する。リッシャ知事やパラナグア市長の同行も調整中だ。東京、愛知県豊橋市、兵庫県神戸市などを訪れるが「サンパウロ州、サンタカタリーナ州の関係者も連れて行く」と拡大を目指し、経済関係の基盤強化に高い意欲を見せた。

2月1日にはブラジリアでの就任式に臨む。党のパラナ支部長にも任命され、州内各地で活動する使命も得た。2月上旬に決定する伯日議員連盟会長にも立候補し、「2015年は日系社会のために全力を尽くします」と力強く語った。

記念事業の詳細は2月8日、パラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ)の総会(ロンドリーナ)で決定する。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Divulgação/「Mais Você」/TV Globo)
寿司やファストフードの「テマキ」が普及しているブラジルでは海苔の需要は少なくない。写真はTVグローボの生活バラエティ番組「マイス・ヴォセ」で紹介されたテマキ。「マイス・ヴォセ」は日本ではIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中

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