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2015年、ブラジルのインフレ率は8%近くになる可能性も!?

ブラジル インフレ

TVグローボが3月6日、番組「ジョルナウ・オージ」で伝えたところによると、ブラジル地理統計院(IBGE)が発表した2月のインフレ率は単月で1.22%だった。

ただ、昨年(2014年)3月からの12か月では7.7%で、政府の発表した年間の上限インフレ率6.5%を上回り、過去10年間で最大の上げ幅となった。

最も上げ幅が大きかったのはガソリンの8.42%で、これは2月始めに政府が容認したガソリン税の値上げの影響が大きい。ガソリンの値上げは2月のインフレの約4分の1を占めている。品目別ではエタノールが7.19%、ディーゼルオイルが5.32%上昇している。

ブラジルは自動車による移動が唯一の交通手段という地域が多いため、ガソリンの値上げは国民生活を直撃する。自家用車の利用者もあまりのガソリン価格の高さに満タンにする人は少なくなっているという。公共交通機関、バス・電車の料金もガソリンの値上げに準じて上がっている。

また、サービス分野でもインフレは目立っている。学校の月額授業料は7.24%上昇した。

大多数のブラジル人にとって心配の種は電気料金の値上がりだという。2月の電気料金は3.14%の上昇だったが、今月中に値上がりが見込まれており、3月の終わりには家計に重くのしかかる状態になっていると推測されている。

写真家のルーカス・ランダウさんは独り暮らしで、エアコンは1台だけだが前月と比べて電気料金は90レアル(約3800円)上昇し、300レアル(約1万3千円)を超えたという。

リオデジャネイロ・カトリック大学経済学部のルイス・ホベルト・クーニャ教授は、今年のインフレについて次のように指摘する。

「2015年のインフレの問題点は、たった3か月の間に4.5%にまで達する見込みだということです。年間で見ると少しインフレ率が緩やかになる月はあると見込まれるものの、基本的な路線は変わらず、年の終わりには8%近くまでに達するでしょう。そうなると来年のインフレ率をそれ以下に抑えるのは難しくなると考えています」(クーニャ教授)

なお、2月の外食産業におけるインフレ率は0.81%だった。

(文/余田庸子、写真/Marcelo Camargo/ABr)

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