ブラジルでは、誕生日に「ヒップへのシリコン手術」がプレゼントされることもある!?

2015年 08月 27日

ミス・ブンブン

ブラジル人女性の美しさの基準として重要視されるポイント:その1、お尻が大きいこと。その2、脚が太いこと。

日本では、お尻が小さくて足が細いことが良しとされている(?)ので、美的感覚が真逆ですね。

シリコンを注入してお尻や脚を大きくすることはブラジルではわりと普通に行われているようです。20歳の誕生日にパパにもらったプレゼントが「シリコン手術」だったよ! というツワモノもいるという話を耳にしたことがあります。日本人には俄かには信じがたい話ですね。

スポーツジムでは、お尻と脚を魅力的にするために並々ならぬ努力を払う女性を見かけます。

すねに巻きつけるタイプの重りをつけて、四つん這いになって脚を上下にあげて鍛えるメニュー、カニ歩きで股関節を鍛えるメニュー、チューブを使ったメニューなど、とにかく下半身を鍛えるメニューが豊富にあります。

女性たちがジムで着ている衣服にも特徴があります。

基本的には腰のあたりからくるぶしまで一つながりになったセクシーなスパッツを履いていて、ピンクや赤、ヒョウ柄など色とりどりです。

人によっては、上下ひとつなぎのレオタードのようなものを着ているのですが、妙に胸元が開いていて、トレーニングに集中できないという話もあるとかないとか…。

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以前、レシフェ(ヘシーフィ)のMBAコースに参加していたのですが、授業中に女性のお尻の話になりました。その際、なぜかViolão(ビオロン、意味:アコースティックギター)と言う単語が何度も出てきました。

お尻の話をしているのに、何で「ギター」が出てくるんだろう、と、疑問に思って辞書を引いてみると、ギターという単語には、「腰のくびれた女性、大きな尻」という別の意味があることが分かりました。

(文/唐木真吾、記事提供/ブラジル余話、写真/Divulgação)
写真上は2011年のミスブンブン・コンテスト(ブラジルの美巨尻コンテスト)の候補者だったグラシエラ・カルヴァーリョさん(マラニョン州代表)。シリコンを注入していないことを証明するためお尻のレントゲン写真を公開した。写真下は人気歌手のパウラ・フェルナンデス。歌声だけでなくプロポーションも自慢。※注:パウラ・フェルナンデスのプロポーションは持って生まれたものでナチュラルだと本人がインタビューで答えている

著者紹介

唐木真吾 Shingo Karaki

唐木真吾 Shingo Karaki
1982年長野県生まれ。東京在住。2005年に早稲田大学商学部を卒業後、監査法人に就職。2012年に食品会社に転職し、ブラジルに5年8カ月間駐在。2018年2月に日本へ帰国。ブログ「ブラジル余話(http://tabatashingo.com/top/)」では、日本人の少ないブラジル北東部のさらに内陸部(ペルナンブーコ州ペトロリーナ)から見たブラジルを紹介している。
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