ジウマ大統領が省庁再編を公表。消える省庁と新設される省庁

2015年 10月 4日

ジウマ 内閣改造

ジウマ・ルセフ大統領は8つの省庁を廃止する政府再編と内閣改造を発表した

新閣僚の決定は、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウバ前大統領の協力を得て1日(水)に確定した。この発表には省庁の廃止、統合、閣僚の配置換えなども含まれている。

新内閣の閣僚では民主運動党(PMDB)が6名から7名になった。その中には新たに厚生相に就くマルセロ・カストロ議員(ピアウイー州)、科学技術相に就くセウソ・パンセーラ議員(リオデジャネイロ州)もいる。

「水産省」は廃止、「農牧供給省(農務省)」に組み込まれる(※「オ・グローボ」によるとエウデール・バルバーリョ水産相(民主運動党、PMDB)は、エジーニョ・アラウージョ(民主運動党、PMDB)氏に代わり大統領府港湾局長に就く)。

「大統領府戦略問題局」は廃止となる。

「大統領府省庁関係調整局(SRI)」、「零細・小企業局(SMPE)」、「大統領府総務局」は廃止。新設される「政府事務局」に統合される。「大統領府内閣セキュリティー機関室(GSI)」も同様に廃止、同じく「政府事務局」に統合される。

「女性のための政策局」、「人権局」、「人種平等推進政策局」は廃止。新たに新設される「女性、人種平等、人権省」に統合される。

「労働雇用省」と「社会保障省」は廃止。新設される「労働・社会保障省」に統合される。

(記事提供/Agência Brasil、写真/Antonio Cruz/Agência Brasil)
10月2日(木)、ブラジリア。大統領府で省庁の再編と内閣改造を発表するジウマ大統領