クプアスが手軽にコンビニで味わえる! チアシード入りドリンクにアサイー、クプアス、ピタヤのフレーバーが登場
2015年 10月 12日スーパーフードとして話題のチアシードが、やはりスーパーフードとしても注目されているアマゾン・フルーツの数々にミックスされた新しいドリンクが発売された。
チアシードは、シソ科サルビア種の植物「チア」の種子(シード)。亜鉛、鉄分、カルシウム、食物繊維に加え、必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸のひとつαリノレン酸を豊富に含んでいることから、スーパーフードの中でもとりわけ注目を集めている。
チアシードは、水を吸うと、種子の中の食物繊維がゼリー状になって種子の周りに溶け出し、「ぷるぷる」「ぷちぷち」とした食感を生むのが特徴。食物繊維が豊富で腹持ちがいいことから、ダイエット目的での人気が広がっているという。種は水でもどしてから、ヨーグルトやスムージーなどに混ぜて摂取する食べ方がよく知られているようだ。
そんなチアシードを使った飲料は、2015年に入って続々と市場に現われているが、9月29日にフルッタフルッタが発売したカップ入り飲料の「アサイー チアシード」、「ピタヤ チアシード」、「クプアス チアシード」では、個性あふれるアマゾンフルーツのフレーバーを楽しみながら、手軽にチアシードを摂取することができる。
「チアシードの飲料は市場にも出回っておりますのでさほど目新しい感じはないかもしれませんが、ここでは強調しておきたいのはフレーバーですね。ピタヤとクプアスーのチアシード飲料というのは非常に珍しいのではないでしょうか」(フルッタフルッタ 長澤誠代表取締役)
今回発売された「アサイー チアシード」、「ピタヤ チアシード」、「クプアス チアシード」は、新シリーズ「アマゾン・スーパーフード」からの発売となる。
「『スーパーフード』と言いながらも、我々はスーパーフード全般を取り扱う企業ではありません。わが社のビジネスは、もともとアマゾンのトメアスーにある農業組合とのタイアップではじまっています。しかし、そのアマゾン地域に生まれる産物には、スーパーフードと呼ばれるのにふさわしいものが多いのも事実です。そこで、我々は『アマゾン・スーパーフード』という定義を設けて、アサイーに続くネクスト・アサイーともいえるフレーバーを展開していきます」(フルッタフルッタ 長澤誠代表取締役)
アマゾンフルーツの多くは栄養価が高く、それ自体スーパーフードとして知られている。ピタヤ(別名ドラゴンフルーツ)はサボテンの仲間の果実。抗酸化作用が期待されるポリフェノールのベタシアニンを含む。クプアスはアマゾン原産の果実で、カカオの仲間。神秘的な香りとヨーグルトのような酸味が特徴。ブラジルではアマゾン地方を中心に絶大な人気を誇り、都市部でもお菓子やケーキなどに使われて親しまれている。
「クプアスーとチアシードは非常に相性が良く、特にこのクプアスは、香り成分に非常に特徴があります。今後スーパーフードという要素の中に<香り>という要素がとりこまれる可能性があるのではないかと思わせるだけの個性が、この果実にはあります」(フルッタフルッタ 長澤誠代表取締役)
また同シリーズは、砂糖、香料、着色料は不使用。フルーツが本来持っている味や香りを楽しむことができるのも特徴のひとつとなっている。
(写真・文/麻生雅人)