リオ・オリパラ公式キャラ「ヴィニシウスとトン」がレゴに

2016年 05月 21日

レゴ ブラジル オリンピック

2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのマスコット、ヴィニシウスとトム(トン)が、レゴになって登場した。

オリンピック・パラリンピックの公式マスコットがレゴのキャラクターとなるのは史上初めてとのこと。現地メディア「オ・グローボ」などが伝えている。

リオ2016組織委員会の小売商品ライセンス担当ディレクター、シウマラ・ムウチニ氏によれば、マスコット関連の商品の売れ行きは好調だという。

オリンピックマスコットの「ヴィニシウス」はネコ科の設定の架空の動物で、ブラジルの豊かな動物相を表現している。パラリンピックマスコットの「トム(トン)」は頭が葉で覆われており、ブラジルの豊かな植物相を象徴している。それぞれ黄色、青・緑・白とブラジルカラーを基調としているのも特徴だ。

名前はブラジル音楽に詳しい方ならお気づきの方も多いと思うが、数々のボサノヴァの名曲を残したことでも知られる二人、ヴィニシウス・ヂ・モライスとアントニオ・カルロス・ジョビン(トム(トン)・ジョビン)から由来しており、国民の投票で選ばれたものだ。

両マスコットが、日々、いろいろな報告を行うSNSも好評だ。SNSアドレスは下記。

https://www.instagram.com/viniciusrio2016/
https://www.instagram.com/tomrio2016/

ヴィニシウスとトム(トン)のレゴは、ブラジル国内のレゴの店舗及びネットショップ、リオデジャネイロのガレアォン国際空港とサントス・ドゥモン空港、サンパウロのグアルーリョス国際空港内にあるリオ2016公式ショップなどにて販売されている。また、オリンピック期間中イパネマビーチにデンマークが設置する「CASA LEGO(レゴハウス)」内でも販売される予定。計197ピースで対象年齢は7歳以上。価格は129.9レアル(日本円で約4,000円)。

(文/シケイラ紀子、写真/Divulgação)
レゴになったリオ・オリンピック・パラリンピックのキャラクター、ヴィニシウス(左)とトン(右)