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2016年 12月 11日 03:58
ヘアケアブランドの「TSUBAKI」でおなじみのエフティ資生堂は、日本、ブラジル、フランス、ロシアの女性を対象に、髪と色気に関する国際比較調査を実施。その結果を12月8日(木)に公表した。
この調査の結果から、日本の女性と海外の女性との間に、<色気>に関する意識に大きく3つの違いが示されたと同社は指摘している。
調査期間は2016年10月27日(木)~11月7日(月)で、調査地域は日本、ブラジル、フランス、ロシア。調査対象は20歳~49歳の女性で、各世代100名づつ(各国300名)。調査方法はインターネットリサーチで、有効回答数は1,200件だった。
国際比較調査に先駆けて、エフティ資生堂は20代~40代の日本の女性100名を対象に「<色気>を感じる女性が多いと思う国」を調査。トップ3となったブラジル、フランス、ロシアが今回の国際比較調査の対象に選ばれたという。
海外と日本における意識の違いが大きかった例のひとつ目が、<色気>の自覚について。自分に<色気>があると認識している女性は、ブラジル、フランス、ロシアでは平均して約7割だったのに対し、日本では1割程度にとどまった。
エフティ資生堂は、「日本では色気があると思うと答えた人はわずか10.4%、自分の外見に満足している人は32.7%と、色気に対する評価が低く、外見への満足度も低いことが、他国と比べて際立つ結果となりました」と指摘している(次ページへつづく)。
(文/麻生雅人、写真/Gabriel Gama)
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