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本当にアセロラ味!「アセロラ・ラーメン」登場。しかも美味

アセロララーメン

ビタミンCやポリフェノールを多く含むアセロラは、2017年春夏トレンド予測・スーパーフードランキングTOP10で第1位に選ばれた「レッドフルーツ」の、代表的なアイテムのひとつ。

そんなアセロラをスープに使ったラーメンが、ここ日本で誕生した。その名も「レッド・スーパーフード アセロラ・ラーメン」。

アセロラの原産はアンティル諸島で、現在はプエルトリコ、ジャマイカ、ハワイ、ブラジルなどで生産されているほか、ベトナムや沖縄でも収穫されている。

さくらんぼに似た形の赤い果実で、日本スーパーフード協会によるとビタミンCはレモンの34倍とのこと。果物自体は酸っぱくはない。ブラジルでは果実をそのまま食べるだけでなく、ジュース、アイスクリームなどお菓子の原料などとして広く親しまれている。

日本の厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」によると、15歳以上の日本人にとってのビタミンC摂取の推奨量は1日あたり100mgとされている。しかし、日本スーパーフード協会によると、このラーメンは1杯あたり680㎎のビタミンCが含有されているという。

開発・販売を手掛けるのは、2015年以来、ビブグルマン(5,000円以下で料理などが楽しめる、コストパフォーマンスの高い店)として「ミシュランガイド東京」に3年連続で掲載されている「ブンブンブラウカフェ」(旗の台)の斎藤直樹オーナーシェフ。

斎藤シェフはこれまでにも、やはりスーパーフードとしても知られるスピルリナ(藻の一種)を麺に練りこんだラーメンを開発するなど、体の内側から美しくありたいと考えるユーザーの期待に応え、かつ“美味しさ”を追求したメニューを提供し続けてきた。

今回、斎藤シェフが素材に選んだアセロラは沖縄で栽培されているもので、スープにはピューレを中心に使っているそうだが、ラーメンにはアセロラの果実そのものも添えられている。

アセロラ

ビタミンCを豊富に持つアセロラならを使うことで洋風のラーメンが作れるのでは? と思ったのがこのラーメンを作るきっかけだったという。

「アセロラは火を入れすぎると酸味が強くなったりビタミンC自体が破壊されてしまうので、ベースとなるスープをまず作り、70°以上にならないように別途に造ったアセロラのスープをかけて仕上げるスタイルにしています。スープのメインの素材はシャモロック。味の相性だけでなく、アセロラの赤い色が映えるように、元のスープはなるべく透明なものを選びました」(斎藤直樹オーナーシェフ)

白トリュフ塩ラーメンなど話題のラーメンを生み出してきた斎藤直樹シェフが発案したアセロラ・ラーメン、果たして味は…。

具にはアグー豚、国産鶏肉、ポルチーニ茸、エリンギ、白髪ねぎなどが使われており、アイスプラントの葉の上に載せたアセロラの実がスープに浮かんでいる。

地鶏のスープならではのすっきりとした味のスープは、確かにアセロラの味がしている。にもかかわらずラーメンの味を邪魔する酸味は感じられず、絶妙なバランスで美味しさを作り上げている。コシがありながら素朴な味の麺もまた、すっきりとしたスープとの相性がいい。

「麺は国産の良質な小麦で作っています。卵は使っていません。ふだんからお店で出しているラーメンにも、モチモチ感をより出すためにたまごはつかわずスピルリナ(藻の一種)を使っています。ただしスピルリナを使った麺は青みがかっていて赤いスープには合わないため、今回はスピルリナも使っていません」(斎藤直樹オーナーシェフ)

温かい食べ物にアセロラを使う例はブラジルでもあまり見かけない。日本ではアセロラの果実がほとんど流通していないため、アセロラそのものの味を楽しむことができるのは渋谷ヒカリエにあるアマゾンフルーツのジュースバーなどに限られているが、ジュースバーでアセロラに親しんでいるファンにとっても、アセロラのまったく新しい美味しさには驚きを禁じ得ないだろう。

「レッド・スーパーフード アセロラ・ラーメン」(1000円・税込み)は春季限定メニューとして約1カ月提供予定。材料がなくなり次第終了とのこと。

アセロラ・ラーメン

「BumBun Blau Cafe ブンブンブラウカフェ」
品川区旗の台3-12-3 J-BOXビル2F
電話03-6426-8848

https://r.gnavi.co.jp/chjbt40w0000/

営業時間は平日・土曜が12時~15時/18時~23時(L.O22時30分)、日曜・祝日が12時~16時。水曜定休。

(写真上と下・文/麻生雅人、写真中/Marilane Borges)
写真上「レッド・スーパーフード アセロラ・ラーメン」。写真下はブラジル、ペルナンブッコ州ヘシーフィ市、路上で販売されているアセロラ

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