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ブラジル人ランナー、肥満解消を訴えながらヨーロッパ5000キロを縦断へ

マラソンで肥満解消

メスキータさんの場合、米、豆、パスタをたくさん消費することになる。

旅の間、ランナーは8000カロリーを消費する。ちなみに成人の1日あたり必要なカロリーは2500。最も重要なのは夕食なのだという。

メスキータさんのプロジェクトの主旨は、は肥満に関する警告だけでなく、小児肥満の問題に取り組む活動を行っているECOG(欧州における子供の肥満を解決する会合)へのチャリティ活動でもある。

「ヨーロッパでは3人に1人の子供が肥満状態です。これは社会が変わらないと解消しません。私たちにできることは正しい情報を得て、より良い生き方を探り、実践していくことです」(メスキータさん)

プロジェクトのサイトでECOGに対する寄付も受け付けているとのことだ。

ヨーロッパを縦断するもう一つの目的は、EU各国の国境を自由に行き来できることをアピールすることだ。10年以上ベルギーに住んでいるメスキータさんはブラジル人であると同時にベルギー国籍保持者でもあるが、これからノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、スペインの9か国をまたいで走ることになる。

ブラジルでこのプロジェクトをやる予定はないのか、との質問に対し、メスキータさんは、肥満人口の多いブラジルでこのようなプロジェクトを行う意味は大きいと述べた。

「でもまずは自分がこれから始めるヨーロッパのプロジェクトを完了させることが先決です。他のプロジェクトについては目の前のプロジェクトが終わってから考えたいと思います」(メスキータさん)

ブラジルでも都市部ではアカデミアと呼ばれるスポーツクラブで汗を流す人も増えてきたが、子供が安心してスポーツで汗を流せる時間・場所はそれほど多くないとみられる。

メスキータさんは小児肥満の問題に対して大人に求められているのは子供に運動をさせることだという。学校だけでなく地域社会がそういう場をどう確保していくかが課題になりそうだ。

(文/原田 侑、写真/Divulgação/Eurocross for a cause)

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