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ブラジルで68歳の起業家が仮想通貨流通アプリを開発・商品化

仮想通貨 ブラジル

ブラジル人は全般的に楽しむことに全力を尽くす傾向が強い。人生を楽しむための努力は惜しまず、特に、お得に楽しむための情報収集に熱心だ。

そんな国民性をビジネスに組み込んだシニア起業家がサンパウロで注目を浴びている。

TVグローボが7月2日、経済情報番組「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」で伝えたところによると、サンパウロのシニア起業家ペルミニオ・モレイラさんが、仮想通貨とその流通のためのアプリを開発し、商品化にこぎつけたという。

ペルミニオさんは68歳、50年以上ビジネスの世界で活動している。自身のキャリアの中で立ち上げた会社は6社、今回は若者の牙城ともいわれるモバイルアプリケーション分野での起業となる。

今回商品化した仮想通貨とその流通のためのアプリに費やした調査・開発期間は6年。ターゲットはお得な情報を求めてやまないブラジルの消費者だ。

彼が世に送り出した仮想通貨「エコ(ekko)」は専用のアプリで通貨の入出庫を管理する。エコを入手したい消費者は、まず専用アプリをダウンロードし、200エコの付与を受ける。換算レートは1エコ=1レアル(約36円)とシンプルだ。

レストランやペットショップなどのエコ決済ネットワーク加盟店では、時間帯によって5%から70%と変動するものの、支払いの一部にエコを充当することができる。あるレストランを例にとると、14時までの飲食は代金の10%、14時以降の飲食は15%までエコで払うことができる。

一部エコ払いにした買い物・消費に対しては、金額に応じてまたエコが付与される。例えば総額40レアルの買い物をして、うち10レアル分をエコで払ったとすると、エコ以外の手段で払った30レアル分のエコが発行される。

お得すぎて逆に疑わしさすら感じてしまう仕組みだが、そこはビジネス歴50年の起業家、消費者・加盟店・ペルミニオさんの3者の関係がウィン・ウィンに落ち着くよう設計がされている(次ページへつづく)。

(文/原田 侑、写真/Reprodução/「Pequenas Empresas & Grandes Negócios」/TV Globo)
写真はTVグローボ「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランヂス・ネゴーシオス」より。TVグローボ系列の番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴の問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで

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