ブラジルのガソリン価格、年初来最高値に
2017年 10月 1日グローボ系ニュースサイト「G1」が9月29日づけで伝えたところによるとブラジルで消費者向けガソリン価格が上昇し、年初来最高値となったという。
ブラジル国家石油機構(ANP)が同日づけで発表した調査データによると、9月25日の週に前週の1リットルあたり3.879レアル(約135.76円)から3.884レアル(135.94円)に上昇したとのことだ。割合にして+0.12%となる。
9月25日の週には、ブラジル石油公社(以下「ペトロブラス」)が元売り各社への卸価格を1.45%引き下げたものの、ガソリンスタンドでの小売価格にまでは反映されておらず、消費者に恩恵がまだ行き届いていない状況だ。
その他の燃料では、ディーゼル油価格も同様に、1リットルあたり3.177レアル(111.20円)から3.201レアル(112.04円)に0.75%上昇した。ただ、ディーゼル油についてもペトロブラスからの卸価格に2.21%の調整が入っている。
エタノールも同様で、1リットルあたり2.624レアル(91.84円)から2.637レアル(92.30円)に、0.49%上昇した。
(文/原田 侑、写真/Rafael Neddermeyer/Fotos Públicas)