急速に発展するブラジル北東部
2013年 08月 7日本邦からの駐在員が多く住むサンパウロからおよそ2,000キロメートル離れたブラジル北東部地方は、近年急速に経済成長を遂げており、ブラジルの全国平均の倍近いGDP(国内総生産)成長率を記録しています。
旧来は比較的貧しい地域でしたが、商工業都市として栄えたサンパウロなどの南東部から、新たな工業立地として北東部に目を向ける企業が増え、バイーア州やペルナンブッコ州を中心に港湾工業地帯に大規模な投資が行われ、造船・石油製錬・化学産業・自動車などの分野で活況を呈しています。
また経済成長のみならず、その美しい自然と固有で色濃い文化が国内でも知られており、多くの観光客を魅了しています。
(写真・文/加藤塁)
foto:バイーア州サルヴァドールのPraia de Ondina(オンジーナ海岸)