ブラジルのコント式コメディ番組「ゾーハ・トタウ」

2014年 02月 21日

ゾーハトタウ

現実にはあり得ない馬鹿げた設定が多いスケッチ・コメディ(演劇的なコント)。ブラジルのスケッチ・コメディには、ビートたけしや志村ケンも唖然とするかも!?

その典型的な番組の 一つが「Zorra Total(ゾーハ・トタウ)」。1999年3月に始まって以来、15年目を迎える。

今回の「ゾーハ・トタウ」(2月23日、グローボインターナショナルで放送)では、人体実験を題材にしたコントが登場。マリアーナ・サントス扮するモジーニャが、科学的な人体実験の中で、ある男性ボランティアが50年の冷凍保存後に解凍されようとしていることを知る。モジーニャはその男を自分の彼氏にしようとするが、元々、その男には愛する妻がいたり、冷凍保存されていたのが実は別の男だったりとか、相変わらずのドタバタが繰り広げられる。

本場イギリスには「The Benny Hill Show(「爆笑直輸入 ベニーヒルショー」)」や「Monty Python(「空飛ぶモンティ・パイソン」)」、「Mr Bean(「ミスター・ビーン」)」、近年では「The Armstrong and Miller Show(「スケッチ怪人百面相!」)」などがあるが、ブラジル流スケッチ・コメディのノリはいかに!?

グローボ・インターナショナル http://www.ipctv.jp

(文/加藤元庸、写真/Cynthia Salles/Globo)